人生初のバス釣り大会に出てきたら一生モノの傷を負った話

2019-06-13大会, 弁慶堀, 釣行大会, 弁慶堀

バス釣りを本格的にはじめて半年しか経ってませんので、その程度の知識でしかないのですが。
今年は伊藤巧さんや青木大介さんをはじめとして日本人バスプロが世界の舞台で闘っていて話題になっています。
国内でもトップカテゴリーのJB、チャプター、各ボート店の大会、H-1GPXなど、プロからアマチュアまで参加できる大会で盛り上がっているようです。

自分はのほほんと自分のペースで釣りしてるエンジョイ勢、いつも1匹を釣るだけで大満足だし、その1匹が釣れなくて唇を噛んだりするレベル。
ライブウェルも持ってませんし、とても大会に出るなどと考えることもなかったのですが。
何の気の迷いか、いや実際に酔っ払って帰宅した勢いだったんですがw、弁慶堀の大会に参加しようと思い立ったのです。
弁慶ならライブウェルもいらないし、先日ついに弁慶初バス、しかも47cmの余裕のキロアップなんて釣っちゃったものだから調子乗ってたんでしょうね。

そんなわけで人生初のバス釣り大会に出ることになったお話です。

弁慶堀の大会に必要なもの

平日大会だったこともあってエントリー枠は空いてました。
普通のバッカンにエアレーション(ブクブク)を入れるだけでOKとのこと。
エントリーを決めた以上はしっかり準備せねばと、バッカンとエアレーションを購入しました。

僕が買ったのはこれ。

アブガルシア(Abu Garcia) バッカン 40 ショルダーベルト ブラック.
アブガルシア(Abu Garcia)
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アブガルシアのバッカンは安いのにしっかりしていてちょうどいい。
40cmだけどまあ弁慶堀なら釣ってすぐに桟橋へ持っていってウェイインできるので、よほど60upとか釣れない限りは大丈夫でしょう。

エアレーションはモバイルバッテリーからUSB給電で動くコンパクトなタイプが格安だったのでそれにしてみました。
実際モバイルバッテリーに刺すといい感じで泡がブクブク吹き出してていい感じ。

これで大会に出る道具は準備完了。
あとは作戦を練って練習です。

3日前にプラをしてみた

自分がまさか「プラ」だなんて言っちゃうなんて思いもしませんでしたが…
いうて弁慶堀でまだ1匹しか釣ったことないようなアングラーがエントリーする時点でどうかしてるんですがw
作戦を練りつつ練習しておかねばということでプラにいきました。

空いていたんですがプラの方が他にも数名いらっしゃってましたし、この日になんらかヒントを掴んでおきたいところ。
プラに来ていたMr.Nobite氏にも初めてお会いできました!

ウィードいくらなんでも生えすぎ…

しかし状況はいつも以上にタフく、生い茂りすぎたウィード、暑すぎる気温、見えバスは小さい上に全く食わない。
これはあかんぞ…と困りだしたころ、桟橋に取材班っぽい方々と、なんだか一際オーラを放ってる方の姿が…

あれは昨日テレビでお見かけした川島勉プロでは…!

そわそわしてしまってチラチラ見ていると近くにMr.Nobiteさんがいらしたので、「あれって川島プロですよね…?」と聞いてみたらウンウンと!やっぱり!!
昨日ブログに川島プロの事を書いていたらテレビに出てきたのも奇跡的タイミングだったのですが、その翌日に弁慶堀にいってみたら生川島プロとお会いできるなんてどんな奇跡だ!?

取材っぽかったので話しかけたりしづらく、遠目に見ているだけだったんですが、取材が終わったっぽいタイミングで撤収されるときに少しだけ話しかけるチャンス到来!

めちゃめちゃ気さくに会話に応じてくださって一気に好きになりましたw(ミーハー)
興奮しまくってテンパってたけど、カワシマイキーにサインお願いすればよかったかな…(厚かましい

その後も釣りしてるとプラの方が1匹虫ルアーで40up?を釣ったとのこと。
なるほど、虫か…とパワーフィネスタックルにブーンチンを結んで、ウィード以外何もないといって差し支えないほどの東側へ。

ウィードが50cmくらい低く窪んでるエリアにたくさんのベイトフィッシュが見えたので、そのあたりにブーンチンをキャスト、1秒後くらいにウィードの影から猛スピードで飛び出してブーンチンをひったくるバス!

20数cmの小バスでした
詐欺写真すぎるw

虫ルアーでの人生初バスでした!

その後もドライブクローラーのライトテキサスでウィードや際を撃ったり、見えバスにダウンショットしてみたりブーンチン沈めてみたり、パワーフィネスでちょうちんしてみたり。
口は使わせられず、釣れないけど反応取れたりもして。
ギルが無限に食ってくるからあまりにもライトルアーだと厳しそうなぁとか。

しかしとはいえ、一応はプラとしての収穫になったかなーと。
虫ルアーで確かに自分も釣れたこと。
見えバスはどのあたりにいるかつかめたこと。
ウィード撃ちはそこにいれば食うかもしれないけど、あまりにも効率が悪すぎるのでどうしようもないときのダメ元であること。

何も起こせずにデコって帰るだけ、も覚悟していたのでよかったです。
帰って大会当日の作戦を練ることに。

立てた作戦は2つ。

1つ目はもちろん、40upも釣れてて自分も実際に釣れた虫ルアー。
パワーフィネスタックルにブーンチンでウィード周りやシェード下を攻めていくのをメインにすることに。

2つ目は秘密兵器の投入。
プレッシャーかかりすぎでスレまくってる弁慶堀なので、他の人が絶対に使わないであろうルアーを使えば反応取れるのではと考えました。

秘密兵器1は芦ノ湖で猛威を振るったGENKIのポークルアーでのダウンショット。
ちょっと反則くさいけど、食わせならこれ以上の武器はないだろうと、ワカサギ(緑)、白、ミミズの3カラーを用意。
ギルがついばむ姿が容易に想像できますが、うまくいけばバスにも食わせられるかも。

秘密兵器2はジャッカルのコサジ。
冬のニジマスシーズンならまだしも、今スプーンなんて使う人いないでしょ?
コサジはクリアウォーターでは実績あるルアーらしいけど、水深の浅い弁慶ならシャローでワンチャン狙えるのではないかと。
ここで選んだカラーは当然か偶然か、「カワシマゴリボトム」とここでも川島プロの名前がw

虫をメインに組み立てて、ウィード際などに得意のダウンショットやフリックシェイクを織り交ぜ、ここぞというときに秘密兵器の2つを投入することにしました。

いよいよ人生初の大会当日

くじ引きで出船順を決めます。16名中自分は8番目。
場所は特に決めてなかったけど、朝イチに弁慶橋まわりに陣取っても移動する船でプレッシャーかかっちゃうのでパスしようと考えてました。

弁慶堀のスタッフさんと出船前に雑談してた感じ、おそらくウェイインが8匹もいかないくらいで、1匹まともなサイズが入れば入賞や優勝すら見えるくらいタフコンディションだと思うとのこと。
弁慶初バスの47cmとか釣れれば一気に奇跡のビギナーズラックが見えてくる!
これならチャンスあるかもしれない…

7:30になって出船開始。帰着は5時間後の12:30です。
自分より先の出船の方たちがどこへ向かうかも重要な情報なので凝視しつつ、西側のホテル側シャローが空いてたのでそこにアンカー。
ここならシャロー側でちょうちんも出来れば、振り返ればウィードの際も打てるのでナイス判断かなと。

ブーンチンちょうちんにバイトが出るも。

弁慶堀で朝早くに釣りしたことがないので、活性高いのかなどもよくわからないけど、高いと信じてシャローにブーンチンを投げてみます。
ギルがわらわらっと湧いてくる!やっぱり魚の活性たかそう。

高目にピッチングして壁から2mくらいの位置でちょうちんを開始。
やっぱりギルが群がって、ブーンチンが左右にコツコツ飛ばされますが、むしろいいアクションになってそうなので継続。
すると、小さそうだけどバスが口を開けてブーンチンに小さく飛びかかった!
けど残念ながらミスバイトでフッキングするまでもいかず…
しかし小バス1匹でも釣れたらチャンスなので、幸先がいい!

まわりに一定間隔でボートがアンカーおろしてるので移動しづらく、とりあえず移動する前にウィード際なども探っておこうとHPシャッドテールのダウンショットを。
するとコココッとギルっぽい小さいバイトが何度か。
念の為フッキングを試みるも、たぶん加えてもいなそうで全く乗らず。

移動する前に、大会集合1時間前に24時間営業の上州屋で仕入れてきたばかりのボトムアップ ビーブルも試して見ました。

川村光大郎さんコダワリのコパーブレードのKOチャートにレッグワーム2.5のライムチャートをセット。
ウィード際をタイトに攻めるも、バイトは得られず。

まわりのボートもだんだんと移動を開始していたので、ここで自分も弁慶橋下へ移動。
見ていた感じ、誰も釣ってないし、なにかバイトあったとか反応があったようにはあまり見えませんでした。
むしろさっきのミスバイトを取ってたらリードできてたっぽい感じ。
こりゃ1匹釣るかどうかが大きな差になりそうだ。

弁慶橋下で秘密兵器を投入したら奇跡の50upが?!

初バスのときも弁慶橋の脇にいた40up数匹にサイトでダウンショットだったので、暑いしチャンスありそうかなと。
まずはHPシャッドテールやフリックシェイクで探っていくも、ギルのバイトが多い。
とくにウィード際を出入りしているバスも見えないし、ちょっと厳しいかなぁ…と感じたところで、秘密兵器1を投入。

ポーク使ってる人いないだろ…と思いながらマス針ダウンショットをリグって、ポークをチョン掛け。
ピッチングで探ると、やっぱりギルがゴリゴリ突っついてくる…。

うーん、無理か?とネチネチやってると、いきなりドカンと強烈なバイト!
やべえ!!とフックアップすると、とんでもない引きで橋の奥へ向かって走る!

弁慶橋から見ていた通行人さんたちや、桟橋から見ていたスタッフさんがガタッとなって、大物ヒットだ!ありゃー釣れたら優勝候補か?!と囃し立てます。
ポイズンアドレナ264ULがめちゃくちゃにしなって、シーガーR18フロロリミテッド4lbが一瞬で切られそうなくらいのパワーでもってかれて、ドラグを締め緩めしながら必死のファイト。

頼む…頼む…これ釣れたら奇跡の優勝あるんだ…頼む…!!

とかつぶやきながら、かなり長い時間の格闘をして、やっと観念したのか魚の勢いが弱まってきた!
自分のつぶやきに陸王見まくってる影響でてるなーと思いましたw
こんなにギリギリのファイトでも比較的冷静に対処できていたのも陸王のおかげかも。

よし、よし…!!!とネットを出して、魚を入れようとしたその刹那。
暗い弁慶橋の下から引っ張って見えてきた巨大な魚体、ギラリと光る虹色のウロコ…?

に じ い ろ … ?

まさかの50upニジマスでした…
どうして人生初の大会というこの日に、巨大な外道を釣ってしまうのか…
うなだれてしばらく放心しました。
桟橋からあーーーーっていう残念な声が聞こえました。

きみ、ポーク食っちゃったか…

その後はブーンチンで各所を回るも無。

集中力は完全に尽き果ててしまったものの、まだ2時間くらいあったのでもう一度気合を入れ直して東側ウィードジャングルや、道路側のシャローの見えバスなどにポークDSやブーンチンを投げていきます。
しかし反応はないか、あったとしてもギルだけ。
この際ちいさくても見えバス仕留めてウェイインしたいと、最後はポークDSを投げるもギルの猛攻ばかり。
ギルは何匹も釣れちゃいました。

残り30分、秘密兵器2のコサジを投げてみると、着水と同時にギルが食って勝手にフックアップする、の繰り返しで、コサジ作戦も駄目。
コサジは投げればギルが入れ食い級に釣れる、ギル釣り放題状態でした。


残り3分で本日最小のギルが釣れたので、諦めてバッカンに入れて帰着。

外道でのビッグフィッシュ賞とスモールフィッシュ賞は取ったぜ。。

終わってみれば激タフな大会だった

結果は弁慶さんのブログにあります。

http://benkeinatural.blogspot.com/2019/06/blog-post_10.html

ウェイインは6名、しかもほとんどが激小さいバスばかりで、まともなサイズが釣れた上位2名の方はそれぞれプラグで深めのレンジを探ったとのこと。
プラグという発想はまったくなかったので目からウロコでした。

大会中にビジターで釣りをしていた外人さんがゲーリーグラブでデカバスをキャッチしていて、大会参加していたらぶっちぎりの優勝だったというオチまで。
突然奥の方から「ヒャッハーーー!ファッキンフィーッシュ!!」みたいな外人さんの叫び声が聞こえていたので、うわー…とちびまる子ちゃんのポワーンみたいな顔になってましたw
しかもレンタルのスピニングタックルを、リール上にしてハンドルを逆方向に巻いて釣るっていう、謎のクレイジーアメリカンフィッシィングでの釣果とのこと。
大会参加者の殺気がなかったから釣れたんですかねえ。

人生初の大会は幕を閉じた

そんなわけで、まさかの50upをキャッチするも外道というオチで、僕の人生初バス釣り大会を終えました。
プラで釣った23cm級でもいいからウェイインしたかった…

終わった後、午後も釣りしていいとのことでしたが、ほとんど全員が撤収されて午後はノープレッシャー。
熱中症気味だったので少し休んだ後、17:00くらいまで釣りをしてみましたが、ついぞバスからの反応は得られず。

また来月も平日大会があるそうなので参加を検討したいけど、もっとしっかり作戦とプラを組み立てていかないと、デコるでしょうね。
状況もさらに夏になるし、アジャストしていかなきゃ。