2019−2020シーカートーナメント第4戦!真冬の亀山湖でライブスコープ投入!

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別でライブスコープに関する記事を書いたのですが、ライブスコープデビューとなったのがシーカー最終戦でした。
こちらはライブスコープの話は控えめに、サラッと書きます。

 

 

1月末、冬トーナメントシリーズの最終戦!

亀山湖で開催されるシーカートーナメント。
10月〜1月の最終日曜日にボートハウス松下さんにて開催されていますので、1月末は2019−2020シーズンの最終戦になるのです。

意気揚々と?いや半ば軽い気持ちで?エントリーし、シーズン全戦に出場した初めての大会となりましたが、ここまでの戦績は1戦目:1匹キャッチも帰着遅れで失格、2戦目:1匹、3戦目:NBNFという内容で、ランキングもへったくれもない状態です。

今回はオリキンガイドを受けて全く通用しなかった冬の釣りを強化したのですが、その後のプライベート釣行でもキャッチは1尾のみ。
まだまだ冬の釣りは何も出来る気がしないのですが、ガイドでやるべきことは学んだという形。
さらにそこにライブスコープのリギングが間に合ってしまったことで、この日の優先順位はライブスコープの修行、冬の釣りの修行、トーナメントの修行、の順で設定しました。

ライブスコープが動かず出船30分遅れ…

1月末ともなると第2戦、第3戦に比べて、朝の明るくなる時間が早まってますね。
弱い雨で極寒の1日でした…

ちゃっちゃとセッティングをするものの、初めての魚探2台構成+ライブスコープに手間取りまくって、受付締め切り直前に!
急いで受付にいくも、既に締め切られていて、桟橋で椎谷さんに直接受付をしていただきました。
誠に申し訳ございません…

しかしECHOMAPがライブスコープを認識してくれず四苦八苦。
配線つなぎ直しでやっと認識したのが7:30頃、遅れての出船です。

新品のECHOMAPもいきなりズブ濡れデビュー

とりあえずは松下前で初ライブスコープの体験。
たくさんの選手がダウンショットを引いていて、やはり冬の本命場のひとつなのでしょうか。

ライブスコープを見ていると、ヘラかな?という大きめの魚影が微妙なレンジを浮いているのを発見。
ときどきワカサギ?かなにかの小型のベイトボールを見つけたりするも、ガイドでオリキンさんに質問した「ベイトボールがあったら投げるべきか?」「それだとキリがないので投げない」というやりとりを思い出し、見るだけにしました。

ボトムに微妙に見える影は果たしてバスなのかなんなのか…
少しだけダウンショットなど引いてみますが、自分のルアーをライブスコープで補足することなど夢のまた夢だな、と諦めるには30分もかかりませんでした。

鳥居、段々畑、押切沢…

とにかくライブスコープを睨みつけるだけの極寒釣行。
雨はだんだん雪混じりになってきて、手が冷たすぎてキャストするのもしんどい。

いろいろ見えるのですが、首肩は凝るし、手は冷たいし、入ってくる情報の波に押しつぶされてメンタルまで参ってくる…
途中から、なんでライブスコープなんて導入したんだ…と鬱になりはじめていたころに、あろさん発見。

あまりの寒さに凍えていたので、コーヒーを淹れることに。
あろさんにもよかったら一杯…と。

寒すぎて全然沸騰しないのです…
生き返る!とあろさんにも喜んでもらえてよかった!

押切沢や段々畑をライブスコープで見ながらダウンショット。
しかし何も得られないし、メンタルもフィジカルも厳しく、集中など全くできていませんでした。

バッテリーが終わる…

この日はエヴォテック魚探用(30Ah)にHELIX9(1A)とECHOMAP Ultra102sv(3A)を、エレキ用ボイジャー2発からライブスコープの電力を取ってました。
トーナメント時間ならもつだろう、と思っていたのですが、5時間程度でハミンがシャットダウン。
終盤エレキが止まるかも?とは覚悟してましたが(実際は全然エレキは大丈夫です)、まさか先に魚探が落ちるとは。

仕方ないので湖上で配線を変えて、エレキ用の1発からライブスコープ、1発からECHOMAPを取る形にして、HELIXはお休み。

カオスofカオス

ほぼ初めての月毛沢、ほんの少しだけライブスコープがわかったような?

亀山湖は松下より西の経験値がとにかく浅く、月毛沢に至っては入ったことすらありません。
お隣の押切沢は大好きだったんですけど。

帰着の松下桟橋の目の前だし、冬場の実績スポットだし、最後に行ってみることに。
すると中村さんや木津さんをはじめとした猛者が最後の1匹を確保すべく集結していました。

人間の寒さも明らかに凌げるワンドだし、ちょっと楽だな…とライブスコープを見ていると、明らかにボトムを動き回る魚が!
なるほど、こういうところにダウンショット入れればいいのか?とちょっと閃いて、めったに使わない黒レッグワームを投入、引いてくるとバイト?根がかり?まさか!と回収したら。

ワームがめくれてる…?
これよく話題にするのですが、ダウンショットでこういう形でワームがめくれるときって、バイトだったんですかねえ。
明らかに根がかりとわかるときにこじらせて回収するとたまにこうなってるときはありますが、それはなんとなく回収するコースにフックアイがあたってこうなるイメージができるんですが。
コッっていうくらいの感じでするっと回収できたときでこれは、やっぱりバイトだったのかな…

ソリッドティップロッドを持っていなかったので、ポイズンアドレナ264ULだったのですが、こういうときソリッドだと勝手に掛かったりするのかな…

ちょっと浮いたりしてるっぽいところはBLITZ EX-DRでちょっと上のレンジを引いてみたり、ちょっとはキャストコースとライブスコープ照射レンジを重ねることが出来るようになってきたりしたあたりで、残り5分。
もうちょっとやりたいな、と最後の最後にやっと思えたところだっただけにちょっと残念。
最初から月毛沢入っていれば…あるいは。

帰着する途中、月毛沢入り口で木津さんがキャッチするところを目撃!
さすがだ…!

NBNFながらも、得るものはあっただろうか

こんなコンディションでもしっかり釣ってくる上位の皆様…!

そんな感じでとにかくつらい1日が終わりました。
最後に月毛沢にはいっていなければ、ライブスコープの売却を検討していたかもしれないほどには参っていましたが…

ライブスコープはやはり修羅の道、これはこれで当面は厳しい修行の日々を送る覚悟をしていたのが簡単に瓦解しかけましたが、なんとか得られるものもあったことで、今後も武器にできるよう修行していこうと思います。

さてシーカートーナメントですが…
自分は通算で1フィッシュ(+1失格ノーカウント)のみ…という大洗礼を浴びた形で終わりました。

これまでスポットで参戦してきたどの大会よりもガチ度もレベルも高い、冬の亀山エキスパートがしのぎを削るハイレベルな大会だな、というのが印象でした。

シーカー公式の今シーズンのリザルトです。
http://seeker.ne.jp/result19.html

台風の影響があって全体的にローウェイトだった初戦、帰着間に合っていれば10位くらいには入れていたのかしら…
しかし、それがなんだ、という話です。
目指すところはリザルトに名前が出ることではなく、結果を残すこと。

リザルトを見ていると、コンディションに関わらず、確実に結果を残す方が際立っています。
こういうのを強いっていうんだと、背筋に緊張が走ります。

今年はH-1GPXとNBC房総チャプターへの全戦エントリーを計画している中、冬は全然ダメでした。
冬の釣りが強い人は、シーズン中の釣りだって強いはず。
逆もまた然り、厳しい冬に考え抜いて魚を穫れないということは、シーズン中も思い出巡りや偶然に頼っている可能性が高いということの証左かと思います。

厳しい道程にクラクラしてきますが、だがそれがいい。
全力でぶつかっていきます!