5月なのに夏日の芦ノ湖でワーム封じ釣行!

2019-05-26芦ノ湖,釣行GENKI,ポーク,レゼルブ,芦ノ湖

昨日弁慶堀でついに初バスをキャッチできたり、先週には三領水門でも初バスキャッチできたりと、釣りがうまくなっているのかシーズンがいいのか、はたまた運がいいだけなのかわかりませんが、確実に釣れるように進歩しているkaneckです。

芦ノ湖に一泊旅行する予定があったので、初日は朝から1日釣りをしてきました。
3月の解禁直後、凍りつくような冷たい雨と強風の中で無謀にも手漕ぎ出船して、ニジマスをキャッチして以来2度目の芦ノ湖でした。

 

 

芦ノ湖で初のマイエレキ出船!

天気予報は30℃クラスの暑い1日になるとのことだったので、半袖半ズボンで向かったのですが、朝は寒くて早々に長袖に着替えるところからスタートしましたw
前回も利用させていただいた芦ノ湖フィッシングセンターおおばさんから出船です。

http://www.ashinoko-fc.co.jp/afc/

朝は10℃ちょいしかなくて半袖半ズボンじゃヒエーってなりましたw

先週亀山ダムでマイエレキデビューして、2回目のマイエレキです。
亀山なら電動カートがあるから重たいバッテリーなんかも最小限の苦労で済みますが、たしか芦ノ湖の桟橋ってカート使う感じじゃなかったよな…と重労働を覚悟していたのですが、おおばのスタッフさんがカート用意してくれてました!
荷物を下ろすときだけ車を桟橋際までつけさせていただいて、そこでエレキ、バウデッキ、ハイデッキ、バッテリーなどをすべて下ろし、道路反対側にある駐車場に車を移動させます。

車を止めて戻ってくると、なんともうスタッフさんがカートにどんどん載せてくれていて、「先に持っていっときますね〜」なんつってカートを運転してくれてボート横まで運んでくださいました!
カートにしてもおおばさんの桟橋は途中に狭い急傾斜もあるんでちょっとビビってましたが、慣れてるスタッフさんが最大限サポートしてくださったので、これは非常に助かりました…!
毎回そうだとは限らないので、スタッフさんが運んでくれて当たり前だと勘違いなさらぬよう…!

ちなみにこの桟橋のスタッフさんと少しお話ししたところ、元々チャプターに出ていたトーナメンターさんだそうで!
ワームが使えない芦ノ湖は最初は本当に苦労した、とおっしゃってました。

で、ボートセッティングの写真を撮り忘れるというミス…

おおばさんのローボートは亀山よりデカく、14ftくらいあるんでしょうか?
ガンネルが細くて、バウデッキちゃんと着くか心配だったんですが、亀山仕様のセット(サウザーショートバウデッキ)で問題なく装着できました。

サウザーのフロアデッキも、発泡ブロックで問題なく設置可能です。
念の為発泡ブロックは4個あったほうがいいかもです。
僕は安定感重視で、デッキの前を浮力体に乗せて、後ろは発泡ブロック4つ使いましたが、1日まったくグラつくこともなく安心でした。
事前にMr.Nobiteさんからリプもらっていたので、大丈夫だとは思ってましたが、発泡ブロックは万能なので4つ持ってたらほとんどの状況に対応できそうですね。

芦ノ湖名物?の海賊船やエンジン船の引き波がヤバイときは本気でヤバイです。
Mr.Nobiteさんもおっしゃってますが、ツライチハイデッキだとマジ怖そうです。
ツライチerな方はご注意ください。

船が大きいのとバックシーターがいたこともあって、今回はバッテリーを真ん中の浮力体後ろ側に置く形で。これも問題なかったです。

なお1日芦ノ湖で釣りしていて、他の釣りボートを見た感じ、手漕ぎ:エレキオンリー:エンジン付き(小型バスボート含む)=1:2:7くらいな印象でした。
みなさんほとんどエンジン船でしたが、広い芦ノ湖だしそりゃそうだよなーと。

ちなみにローボートが大きい=エレキを装備すると要船舶免許になりますので要注意です!
今回は今週届いたばかりの船舶免許を初めて提示しました!
(店員さんはそんなの知らないでしょうけど、免許利用がうれしくて内心ドヤってましたw)

AM6:00過ぎ、いざ出船!

おおばさんの桟橋付近にも、魚影というか水がクリアゆえにはっきり視認できる魚がめちゃくちゃ大量に。
ほとんどは鯉とヘラなんですが、ときどき良型のバスも混じってます。
これはテンションあがる…!

朝9時前くらいまでは海賊船や遊覧船は動いてないので、桟橋ねらうといいかも!とスタッフさんからお聞きしたので、真っ先に海賊船の桟橋先端へ。
手漕ぎで地獄だった前回に比べて、X5-80Vで進む芦ノ湖はそれだけで気分爽快!
免許とエレキの用意が必要でハードル高いのですが、完全に別次元なので芦ノ湖でバス釣りするなら絶対エレキお薦めです。

桟橋先端から極太のロープが斜めに沈んでまして、水がクリアだからかなり深いところまで見れます。
クリアだから見た目の水深よりたぶん深いんですが、そのロープに着いてる良型バスが数匹。
場所はこのあたり。

いきなりチャンスかー!?とトレーラーフックだけ付けたDスパイカーをキャストすると、いきなりチェイスしてくる?!
ええ、どんだけ活性高いの?!

そのバスはトレーラーフックの真後ろあたりをキープしながらしばらく追ってきてたんですが、ただ巻きだけだと最終的に食わずにプイってしちゃいました。
まあ、これだけクリアなんだから向こうもボート見てるよな、そりゃ…
ちょっと距離とった位置からロープ付近にDスパイカーを再度キャストすると…

く、食ったー!!2キャスト目で!!!

グイグイ持っていかれてドラグ出ながらブレイゾン672MHがしなる!
ぬおおお…!とドラグを締めつつ巻くと、ゴッ!といって生命感ロスト…
ボートで近寄ってみると、ロープにトレーラーフックが浅く刺さってました。
木化けならぬロープ化け。ぐぬぬ…

しかもバスはみんな逃げてしまってたので、今はここで粘ってもダメだなーと移動することに。

桟橋左側でバスボートの方がキャッチ!

桟橋先端から左側へまわってみると、桟橋の下でバスボートの方がちょうどファイトしているシーンに遭遇しました。
2人で釣りされてましたが、両名ともスピニングで沈みモノな感じ。
ロッドがかなりしなっててデカそう…と見ていたら無事ランディングされてて、30〜40に見えました。
テンション上がるぜ…!
場所はこのあたり。

桟橋を超えてからの岸側は砂地っぽいシャローが続いていて、目を凝らすと時々単独のバスがフラフラと。
Dスパイカーをちょっと離れたシャロー側から近くを通すように巻いてくると、やっぱりチェイスしてくる…も食わない。

ここで、やっぱりこっちが見えていてプレッシャー高くなってることを確信したので、トップならプレッシャーも多少は軽減されるのではないかと、この日のために用意しておいたD-STYLEレゼルブを投入。
使い方は動画で勉強した程度だったのですが、とりあえず一定速度でクロールさせる感じでバタバタさせて引いてくるも、魚が見えているポジションだと全く無反応…。
しばらくレゼルブで粘るものの、断念して移動することに。

湖尻湾東側のシャローにもバスがフラフラと

早川というスポットあたりから一気に芦ノ湖を横断して湖尻湾の船溜まりへ。
まだ海賊船もいないし、他のボートも沖にはいなかったので、X80のダイヤル8で移動したのですが気持ちいいのなんの。
速いし景色はいいし、たまらんぜ…これだけでも芦ノ湖好きになりそうな勢い。

湖尻湾東端の船溜まりはロープが多いのでエレキ噛まないよう注意が必要ですが、バス以外の魚は水族館レベルでわっさわさでちょいちょいバスが混じってる感じ。
場所はこのあたり。

魚いすぎでdeeperがバグったような勢いに

シャロー側にふらついてるバスが何匹か見えたので、ソウルシャッド45SP/52SPに替えてキャスト。
結構距離とってるけど魚もルアーも見えてしまうほどのクリアな水質。
ソウルシャッドには追ってこないな…

と、少し離れた位置にいたバスボートの方がファイトの後にキャッチしてる!
赤っぽいスピナーベイトっぽいな…と再びDスパイカーをキャストするも、やっぱりバスは反応なし。
(他の魚がわちゃわちゃ寄ってきたりはしてました)

魚はいるけど食わせられない事実に、段々頭では理解が進んできていて、これはヤバイやつだな…とワーム封じの洗礼を浴び始めた感じでした。
ここで一旦桟橋に戻ってトイレ休憩など。

ふたたび海賊船桟橋近くに移動したら無限バス溜まり発見

困ったなーと戦略に迷い出したころには、海賊船が動き出してて引き波の恐怖とも戦うことに。
日も強く照り始めていてめちゃ暑く、油断してるとフラフラしそうです。

海賊船桟橋の右側にもう2個桟橋があります。

この位置に岸を向いて左から背の低い桟橋、右側に背の高い桟橋が2つ並んでます。

そのうち、上図で赤丸している右側の背の高い桟橋、この下がちょうど日よけシェードになっていました。
近づいて見てみると、もう既に見飽きたほどの魚の群れ、群れ、群れ…
もうヘラ鯉はいいんだよ…とよく見たら、あれ…

これ全部バスじゃね?

そうなんです、よく見ると鯉のような群れではなくて、単独で桟橋の足などそこら中に着いているバスなんです。
暑さと食わせられなさでちょっと頭がいかれはじめてたんですが、この50匹は下らないほど見えてる魚がほぼ全部バスだというところで、目が覚めました。

気合を入れ直して、
手始めにDスパイカー!…だめ。
ならば、ソウルシャッド!!…だめ。
ぐぬぬ、ではとどめのレゼルブでどうだ!!!…だめ。
つ、次の手は…

ワーム投げたいぃぃぃいいいいい!
ここにフリックシェイク入れれば絶対食うよ!
HPシャッドテール入れたら!トレーラー付けたスモラバ入れたら!!
悪魔の囁きが全くなかったかというと嘘になりますが、さすがにルール違反してまで釣るなんて義に反する。
しかしワーム封じられると本当に引き出しがない…

ここで取り出したるは…
この日のために買っておいたポークルアー軍団!
用意したのは

  • Zファクトリー 豚ウナギ ミミズカラー
  • ONプランニング ミラクルパドル オレンジ
  • GENKI ダウンショットSP ワカサギ

おもむろに芦ノ湖で使うことはなさそうなダウンショットをリグって、いつもの1.8gにリーダー10cm、フックはマスバリ#4。
まずはその名が示すとおりGENKIのダウンショットSPをチョン掛けします。

ポークルアーに慣れてないので、チョン掛けするにもよくわからず…
このダウンショットSPは片側が幅広になっているので、こっちがテール的に動くのかな?と細い方をチョン掛けしたところ、まあなんか普通にふにゃふにゃ泳いでます。
桟橋下のバスの群れにピッチング、回収…を繰り返すと数投でポークもげて無くなってました。

これじゃいかんのか…それともポークってこういうものなのか…?
試しに次は太くなってる方をフックにチョン掛けしてみると、動きが激変!
ルアーっぽくウネウネとよさげな動きをしてるじゃありませんか。

なるほど、こうやって使うものだったのか!と勝手に納得して、再び桟橋下にピッチングすると、浮いてる見えバスたちがフォールに反応してる!
ボトムについてルアーが見えなくなった瞬間…

アレ?食った…?いや食ってるよ!!!

なのこのでけーギル…w

意識が朦朧としかけていたのでゴツゴツくるバイトがなんだか分からなくなってたんですが、いや魚でしょ!とフッキングするとわりとでかいギルでした。
でっけえギルだなー…豚肉うめー!ってw

とりあえず初フィッシュということもありつつ、逆付けにした瞬間からフォールにバスが反応してたので、これはイケるんじゃないかと。
ちなみにこのポーク、1匹釣れると千切れるのかお腹の中にいったのか、ほぼロストします。
同じく太くなってる方をチョン掛けしてピッチング、フォール…

食った!そしてこれは明らかにバスだ!

珍しくバックシーターいたので撮ってくれてました
貫通はしてないものの、そこそこしっかりフッキングできてました

33cmだけど体高やばい!
道理で鬼ほど引くわけだ…ファイト中の体感40upです!

ていうかポークルアーやべえ。

これまでの行き止まり感を払拭する一撃。
こんなにイージーに釣れてしまってよいのか。
しかし目の前にはまだまだ見えバスが3桁に迫る勢いでいる。

ポークならなんでも食うのかな?とここで豚ウナギに変更してみると、これはそんな泳ぐとかでもなくて、太めのスティックって感じ。
ワッキー刺しか迷ったけどとりあえずチョン掛けでキャストするも反応してないな…
しばらくボトムでネチるも無反応なので回収して、ミラクルパドルに変更。

これキャスティングで買ったんですが、ポークルアーの在庫が全部カッチカチに硬直していて、店員さんに「これやばくないです…?」って聞いたら「こりゃーだめだ。全部回収します」つって店に並んでたポーク全部回収してましてw
その中でもギリギリ使えそうなやつがこれだけだったので買ったんですが、カチカチではないものの最初からボロボロで使える状態ではなかった…
一応キャストするも、1投目で千切れてなくなるっていうw

さっき外した豚ウナギに戻して10分くらい試すも反応ないので、もう一度GENKIダウンショットSPに戻してキャストすると、やっぱり反応した!?
そんなにこのポーク美味しそうなの?!

っていうか食ったし!

も、桟橋の鉄棒にまかれてラインブレイク。3lbフロロじゃそりゃそうか。
ハイデッキの上で呆然とする。
ブレイクしたことじゃなくて、このポークだけ異常なほど食いを示すことに…。

GENKIダウンショットSPワカサギは初夏の芦ノ湖無双ルアー

もう一度ダウンショットをリグってダウンショットSPをセット。
まさかな…と思いつつピッチングすると、やっぱり反応してくる…

おいおい、嘘だろ…と3キャスト連続でバイト。
今度は鉄棒に巻かれないようにランディング…!ラインも4lbタックルに変えた…!

芦ノ湖バスのクオリティがヤバイ件。
しっかりフッキングできてましたね

38,9にサイズアップ!
そしてまたも体高がヤバイ…!
引きはゴリッゴリで、ファイトがめちゃくちゃ楽しい!

しかしリリースした後、やっぱり呆然としてしまい。

バスフィッシングってこういうんだっけ?
これ豚肉つかったエサ釣りじゃないの?

あまりにもイージーに反応して食ってくるので、なんだかよくわからなくなり…
ただ見えてるバスの中には40upどころか50超えてそうな、一瞬鯉に見間違えるようなサイズもいるので、モヤモヤしながらももう一度同じポークをリグって(やっぱり釣れるとなくなります)ピッチング。

ほら…食ったよ…

いよいよ混乱してしまい、メダパニがかかった柴田亜美のドラクエ4コマみたいなテンションに。(分かる人にはわかる表現)
ア、アヘエーーー!ってなりながらランディングするもまた鉄棒に擦られてブレイク。
やっぱエサ釣りだろこれ。

気付いたらこのダウンショットSPポークの在庫がラスト1。
どうしてもデカいの獲っておきたくなって、14lbフロロのベイトタックルに5gシンカーでダウンショットをリグる。
これなら切れないだろ…とピッチングするも、今度は反応しない?
ラインの太さ見てるのか、慣れてしまったのか…
しばらくボトムでネチネチやるも、何度めかの回収でルアーがなくなっていたので終了しました。

その後、一応在庫残ってた豚ウナギやミラクルパドルでもう一度確認するも、やっぱり反応しないし食わない。
このことから今日体験して言えることは、

GENKIダウンショットSPワカサギは芦ノ湖のリアルエサ。

芦ノ湖にバス釣りに行かれる方、1パック、いや消耗激しいんで2パックをタックルボックスに忍ばせておくといざというときの銀の弾丸になりますよ!

ポークの在庫切れて芦ノ湖迷走ツアー

一旦おおばさんに戻ってスタッフさんにポークで無双したことを話したら「普段やってる亀山みたいに東側のカバー撃っていったら?」とアドバイスをいただいたので、とりあえず東側へ。

しかし無双していたダウンショットSPポークが無くなったのでそこから迷走再開。
むしろ輪をかけて大根ラーン!
カバー撃つっていってもワームじゃないなら何で撃つんだー!とくらくらしながら、トレーラーなしのスピナーベイト、スモラバを手に延々とカバーとシャローを撃っていきます。

途中数少ないレイダウンにはたしかに中サイズのバスが着いてたりするけど、距離開けてスモラバなげても無反応。
ぶっちゃけ、トレーラーつけてないスモラバ、スピナベじゃ食わないだろう…って疑心的になってました。

気がついたら鳥居が目の前に。
deeper見たら(迷走中はほとんど見てなかったw)結構遠くまで来てしまっていた…

エレキは相変わらず元気ビンビンで、バッテリー窓も緑(残量75%以上)のまま。
24Vってすごいなぁ…。

いい感じのブッシュや、急にめちゃ深くなってるブレイクそばの岩肌シャローなど、釣れそうな雰囲気はあるスポットだったけど、ワーム封じに打ちのめされてた自分ではバイト得られませんでした。

とりあえず湖尻湾に帰ろうと思いつつ、ダメ元でベイトタックルにTN/65を結んでドラッギングしつつバウを北へ。
エレキの負荷も考慮してダイヤル4くらいでのんびり進行。

途中、さっきまでの自分がたどった岸際を攻めてるボートが2艘くらい。
釣れてなさそうでしたが、ルアーはなんだかストレートワームのワッキーに見えたけど…気のせいだろう…

あー、気持ちいいなあ、とかうっかりしてたら海賊船の強烈な引き波に気付かず!
やべえ!と急いで左旋回して引き波に直角に向けるも、この引き波が沖なのに白波立つほど強烈…!
船の前半分が宙に浮くほど猛烈に跳ねて、やべえー!転覆するかも…!と肝を冷やしましたが、なんとかセーフ。
タイミングによっては転覆できるほどの引き波があるので、改めて注意しなければと学びました。

と、そんな折にドラッギングしてるTN/65に違和感…根掛かりかな?とちょっと聞いてみるとグググっと横に持ってかれる!魚だよ!!
焦ってフッキングして寄せようと試みるも、10秒位でフッと生命感ロスト。
まあ、スプール空近くになるほどライン出してたし、なあ。仕方ない。

夕方っぽくなって再び海賊船桟橋まわりへ

すでに西日になっていたので、東岸になる湖尻湾側だと方角的にシェード作れる場所がないんですよね。
ストラクチャーもないし、南北に伸びる桟橋の影くらい。

しかし海賊船営業中は桟橋近くへのキャスト禁止なので、どうするかなーと桟橋近くを一応見に行くと、海賊船の乗客のイケメン外人さんから「HEY!!なんちゃらかんちゃら!!」と声をかけられ。

「ンフー?ホワッツ?」と返したら「なんちゃらかんちゃらぺっちゃくっちゃ、テンパーチャー?」
てんぱーちゃー…温度か?「テンパーチャー?ワラー?」と返すと「ヤー!」
自分英語なんてできませんが、一応なんか会話できてるぞ…

「あーいぇー。ワラー、テンパーチャー、イズ、トゥエニースリー!」
「トゥエニースリー?リアリー?」
「ヤー。リアリー。ジャパニーズテンパーチャースケールだけど!」

すると外人さん頷いて桟橋から波打ち際に移動して、手を水に入れて水温チェックしてました。
明日釣りでもするのかな。
うーんこれでよかったのか。

その様子をぼーっと見てたら、海賊船の船員さんから「営業時間中に桟橋で釣りはダメよ!」とお叱りをうけてスイヤセーンと離脱。

朝にチェックしたキャンプ場側のシャローを一応見てみると、数少ないストラクチャーとも言えないような小さい岩などの変化のそばに着いているバスが数匹。
くそー、フリックシェイクが使えれば…と近くをソウルシャッドなどで流すも無反応。

芦ノ湖バス、おめーら強いな…!

最後のあがきでレゼルブ、初トップフィッシュ!

残り1時間程度になって、日中にポーク無双した桟橋の反対側(東側)に移動。
やっぱり今度はこっち側、シェードになってる方に何百匹という魚が群れ群れ。
ただしほとんど鯉ヘラ、あとはなんだかわからない魚(トラウト系?)で、バスは少なさそう…?

ハードルアーのタックル見てて、メタルバイブっていう選択肢に気がついて、オーバーライドやフルメタルソニックを打ち込んでリフト&フォールやスイミングさせるも無反応。
むしろ魚群濃すぎるのでスレがかりしちゃいそうだったので、これはフィッシャーマンシップ的にないな、と早々に見切り。

対する背後側、つまり東側のワンド状になってる水深3m程度のシャローで水面を跳ねるワカサギかなにかがちらほら。
たまにボイル?っぽいのも。ヘラ鯉にジャンプにしてはコンパクトに見えて。

よっしゃー、最後にレゼルブでリベンジしたるかーとPEライン巻いてあるパワーフィネスタックルにレゼルブをセットしてフルキャスト。
PEラインってほんとによく飛ぶなあ。

着水を見届けたタイミングでiPhoneで青木大介プロの解説動画を見ました。

なるほど、ただ巻きだけじゃなくシェイクやステイも有効なのか。
「巻くのではなくロッドワークで弱ったベイトフィッシュを演出する」
状況的にボイル狙いっぽい釣り方でいけるかな?と、即席で仕入れた知識を実践します。

シェイク、シェイク…ステイ。
ロッドワークでポッパーっぽくガポッと小移動…ステイ。
ここで急に逃げ惑う魚を演出しようと大きくロッドワーク、した瞬間…

水面にバスの顔が!!!マジか!!!

初レゼルブフィッシュ!
ガッツリ針3本とも深々と…!
とんでもない引きの割にサイズは伸びない、もののこのクオリティ!

食ったな!と驚きながらも巻き合わせて、強引に巻き抜こうとするも、パワーフィネス用に導入したてのドラグぎゅうぎゅうMAX締めのストラディックCI4+XGでは巻けない!
左手に力を込めてもリアルに巻けない!
そうか、パワーフィネスタックルでは寄せるのはリールじゃなくてロッドなのか!

スコーピオンXT2652Rはシーバスもいけるらしいほど強いロッドなので、ロッドでグイイイイーと引っ張って、スラック処理と同時にリールを巻き巻き。
それを数度繰り返して、ネットに無事IN!
PEラインゆえの強引なファイトを無事に制しました。

しかし芦ノ湖フィッシュの引きとクオリティはやっぱりヤバイ。
ポークだけでは釈然としなかったところに、しっかりトップウォータープラグで釣れたことで満足感が絶頂ラッシュ。
考えてみたら、これが自身初のちゃんとしたトップウォーターフィッシュでした。
(一度だけ河口湖でバズベイトで釣れたことがありますが、着水と同時に食ってたのでカウントしてませんw)
同時に、PEライン初フィッシュ&ストラディックCI4+への入魂も!
最後の最後に猛烈に嬉しい1匹となりました。

17:00、芦ノ湖は早めの帰着時刻

その後もレゼルブで最後までチャンスを追っかけて湖尻湾側シャローにレゼルブ投げてましたが追加できず。
帰着となりました。

この暑い日にフルタイム近く芦ノ湖に浮いてた結果、日焼けというか火傷に近い状態に。

エレキ一式を片付けて車に積んで、(このときもスタッフさんが手伝ってくださいました…深謝!)
近くの宿にチェックインしてとりあえずビール飲んだら一気に眠気が。
前夜がほぼ完徹だったのもあって、夕食とって部屋についた後、意識が戻ったら朝でしたw

終わってみれば3フィッシュ、どれもクオリティ高く大満足な魚たち。
朝イチこそスピナーベイトへのチェイスやバイトなどありましたが、日中の絶望感ははんぱなかったです。

まとめ:5月の芦ノ湖で絶対釣るならこれを持っていけ!

初心者が何を語るのかね、と自分でも思いますが、芦ノ湖でバス釣りする方の一助になれば、と初心者なりに今日得たことを書き残しておきます。

朝夕マヅメはハードルアーでもチャンスありそうです。
スピナーベイト(トレーラーワームはダメですよ)、チャターベイト、スモラバなどで見えバスに距離とって投げたら食うかも。
ワカサギの名産地だけにワカサギ系トップも効きそうです。iWaver、オーバーリアル、レゼルブなど。
水がめちゃクリアなので、それぞれカラーはナチュラル・リアル系のワカサギ系カラーがよいかと。

日中は極端に見えバスが減ってバイトも遠のきます。
GENKIのダウンショットSPワカサギカラーはエサを超えたエサでした。
見えバスがいたらそこへ、いなかったらシャローとディープに境目あたりにダウンショットでネチれば釣れるかと思います。

引き波は油断禁物。いきなりヤバイ波が来たりします。ツライチハイデッキは控えたほうがいいと思う。
80lb24Vエレキで湖尻湾はじめ芦ノ湖北側は十分回れましたが、芦ノ湖南側なども見たいならエンジン船がいいですね。

芦ノ湖バスはクオリティが高くてファイト中もめちゃ楽しいです。
GENKIのダウンショットSPがあれば誰でも釣れるほどでしたので、最後の手段に使ってみてください。
ただし消耗が激しいので、2パック以上あると安心です。

よき芦ノ湖釣行を!

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