弁慶堀でついに初バスGET!
前に勤めていた会社が赤坂にあって、近隣住宅手当に乗っかって赤坂に住んでいた時期があります。
長いバス釣り引退していたところ、バスアングラーな同僚が偶然いたことから一時的にバス釣りを再開した頃でした。
その頃は毎週末に河口湖と霞ヶ浦を交互にいくような日々だったのですが、なにかのきっかけですぐ近くの赤坂見附にバス釣り出来る場所がある!と知って大いに驚き、弁慶堀に数回いきました。
しかしまあ噂に聞いていた通りの難しいフィールドで、釣るどころかバイトすら全く得られず洗礼を浴びました。
2018年にバス釣りを本格的に再開して、亀山ダムに通うようになりつつも、ふらっと釣りにいくなら近くの弁慶堀ということで数回。
バイトが取れたり、ニジマスが釣れたりはしたものの、弁慶バスは釣ることができず。
いつかは釣りたいなぁと毎度思いながら通っていたのですが、ついに弁慶バスをキャッチすることに成功しましたのでレポートです!
気温30℃超えの東京でパワーフィネスデビュー
梅雨入り前の初夏な気候。
気温は予報でも30℃超えてましたね。
自分で測ってないけど、水温も25℃くらいあったんじゃないでしょうか。
ウィードはさらに繁茂して密集しています。
先日つくったパワーフィネスタックルを試すにはもってこい。
ダイワ パワーフィネスジグ2.7gをパロマーノットで直結し、トレーラーにはイモ3インチ。
ノット結ぶときにもツルツル滑るから、なるほどクリンチノットじゃ駄目なわけだと納得。
結び終わってPEラインでの初キャストをいつものフロロの感覚で何気なくしてみたら、めっちゃ飛んじゃってポカーンw
PEってこんなに飛ぶんだ!?
シェイクしたりボトムを取ったりしてみると、たしかに感度バツグン。
なるほど…ネットで得た知識が体験を通じて理解できた感じでした。
旧スコーピオンXT2652R+16ストラディックCI4+に1.2号PEの組み合わせは、キャストして操作した感じではバランス悪くなさそうで、ひとまずよかったかなーと。
そしてめっちゃ強気にヘビーカバーに撃っていける感覚たるや。
多少のキャストミスもなんのその、ピッチングもありだしサイドキャストで強引にカバー最奥にぶち込める感じ、これはいいですね。
道路側の生い茂ったオーバーハングに向けてどんどこぶっ込んでいけました。
早い段階でおそらくギルのバイトがあり、感度抜群なことも体験。
これならバイト見逃さないですね。
魚っ気がはんぱない。40クラスの見えバスも多数。
明らかに暑かったので、弁慶橋の下からチェック。
すると小バス、子ギル、バスやギルの稚魚が水族館レベルでわっさわさ。
こんなに生命感あふれる弁慶堀は初めてです。
すると1匹、桟橋出てすぐのところのウィードの際に40クラスのバスがゆらーりと。
すぐさまスワンプミニのジグヘッドワッキーやダウンショット、パワーフィネスに結んだスモラバなどでアプローチするも完全無視の無反応。
まあ、距離も近いし仕方ないか。
道路側のオーバーハングや水深30cmくらいのシャローにも30〜40くらいのバスがちらほら。
タックルは、
- ブレイゾン672MHB+19タトゥーラTW100XHL+ブルフラット3インチ3.5gテキサス
- ポイズンアドレナ264UL+初代ヴァンキッシュ2500S+HPシャッドテール2.5ゴリミソブラック1.8DS
- アブバスフィールドBSFS-622UL+アブカーディナルSX2500+スワンプミニリンタロウ0.9gジグヘッドワッキー
- 旧スコーピオンXT2652R+16ストラディックCI4++パワーフィネスジグ2.7+イモ3インチ
それぞれキャストしてみるも反応すらしてくれない。
ネストっぽいバス、稚魚守ってるっぽいバスも混じってました。
近寄る子ギルを猛スピードで追いかけ回して散らしてるバスとか。
40upが4匹くらいで群れてるのを発見!
桟橋の対岸、弁慶橋の根本右側のウィードの切れ目に40以上はあるバスが4匹群れてました。
群れてるってことはネスト系スポーニング系ではないと判断。
ちょっと距離をとって、タックル入れ替えながらピッチング&シェイク!
反応はしているような…?
足元がウィードのジャングルで、キャストしたい場所がウィードの切れ目なので、ダウンショット投げるのは無理がある…
けどブルフラット、スワンプミニ、スモラバに反応がないままキャストし続けても…とスタック覚悟のダメ元でダウンショットをピッチング。
すると…
食ったーーーー!!!
半端ないバイト!!!
即鬼フッキング!!!
フッキングしたはいいけど水深30cmくらいのウィードの切れ目で食わせて、そこからボートまではぶ厚いウィードのジャングル。
バスが逃げようとした方向も水面側だったのもラッキーで、すぐに水面まで引き上げることに成功。
一気に巻きながらウィードの上を引きずるように寄せて、ジリジリ出ていくドラグを冷静に締め込み、無事ネットにイン。
3lbなら危なかったかも…4lbでよかったなぁ。
そんなわけで、ついに弁慶初バスのキャッチに成功したのでした。
桟橋から一連が見えていたので、スタッフさんがめっちゃ拍手してくれて嬉しかった!
45upキャッチのステッカーをいただいた
興奮と感動でドキドキしていたので、一旦桟橋に戻って一服していたら、スタッフさん(たぶん社長さん?)が45upステッカーをくれました。
亀山ダムでもボート屋によって50up60upステッカーもらえるらしいことは知っていたのですが、なかなか縁がないよなぁ、と思っていたので、弁慶でこんな標章いただけるなんて!
めちゃくちゃ嬉しくて、すぐタックルボックスに貼らせていただきました。
その後も見えバスにアプローチするも無。
落ち着いてから再び出船して、道路側シャローでウィードに出入りを繰り返してるバスにいろいろアプローチするも、今の自分の技量では食わせるに至らず。
小バス、小ギルがバイトしてきますが、フッキングしてもなぁ、と。
ホテル側のシェードなども一応チェックして、浮いてる魚やベイトもいないことを確認。
最後はまた弁慶橋まわりでライトリグを試し、ブラインドで2回ほどまずまずかもしれないバイトを得るも、乗らずで終了でした。
魚たちには何がどこまで見えているか?
見えてる魚、とくに小さいバスやギルたちの動きを見ていて、今日もわかったこと。
魚たちって、3lbフロロですらバッチリ認識していますね。
ボトムに落ちたルアーより水面で波紋を生むラインをついばんできてました。
ダウンショットを浮かせてみると今度はシンカーをガツガツ食ってくる。
なるほどなぁ、やっぱり丸見えなんだなぁと回収して、水面上でピッチングの素振りをすると、なんと空中で素振りしているルアーにまで全力で追っかけてきました。
これはやんちゃで警戒心の低い小魚だからの挙動だとは思いますが、成長して視力が落ちるとは到底思えないので、やっぱりバスの成魚もほとんどすべて、なんなら水面より先の人間やボートもバッチリ丸見えなんだなぁと改めて認識を深めました。
逆に、死角になっているところからのアプローチや、バスがストラクチャーに頭を突っ込んでいるときの無防備さはみなさんご存知のとおりかと。
視力はいいけど知能はそこまで高いわけではないと。
今後につながる経験になりました。
ついに難攻不落の弁慶堀で釣ることが出来たとはいえ、次回も釣れるかというととても怪しいです。
亀山ダムで鍛えられると釣りが上手くなる、と聞きますが、こうしてゆっくりでも少しずつでも腕を磨いていきたいな、と思う釣行でした。
しかしHPシャッドテールのゴリミソブラック、釣れるなぁ…
オリキンガイドで初めて使ってから、レッグワームの出番が激減してすっかりHPシャッドテール党になりました。