2021年を振り返る 7月
2022年あけましておめでとうございます。
このまま2021年を振り返り切らずに終わる予感が濃厚でしたが、続き楽しみにしてます!なんてお世辞をいただいちゃったもので、がんばって書きます第3回。
あまりにもボリューミーになってしまったので、分割してまずは7月だけお送りします。
1〜3月編はこちら!
4〜6月編はこちら!
2021年6月の出来事(前回記事で書き忘れ)
房総チャプター第3戦、66人中33位で18pt
6月のハイシーズン戦というのに、既に30℃級で自分は外してた模様。
実はこの試合、既にあまり覚えてないのですが…
上流サイトは猛者が集結していることが確定的だったので、自分は敢えて上流サイトは切り捨てて、ガラガラの本湖など中心にカバー撃ち。
手付かずなカバーが多かったからか、魚には結構触れた気がします。
上位10名は2kg超え、苛烈なサイト戦を制した方が多く、2位はT.z Factoryのエース!FowardBlueの中村会長!
試合の最後にそろそろ上流も空いてきたかな、と上流を見学にいったとき、ちょうど中村さんがキッカーを釣るシーンに遭遇して興奮しました。
優勝された方は中流域でのフットボールジグでクオリティフィッシュ2本という驚愕のパターンで、表彰式はザワついていたのを覚えてます。
おそらく上流には30名とかそれ以上が集結していて、本来2kg以上を安定して釣ってこれる選手もウェイトが出しきれなかったのではないかと予想。
自分のレベルでサイト戦に混じりに行かなかったことは正しい選択だったのではないかと、そういう意味で収穫のある試合でした。
自分は3本1,140gで66人中33位とちょうど真ん中。
幸いだったのは、2kg〜1kgあたりは団子状態で、ウェイトが低い割には真ん中に留まることができたおかげで18ptを獲得。
公式リザルトはこちら。
https://gogonbc.tv/result/info.php?no=499
2021年7月の出来事
チャプターのプラに通算5回目のオリキンガイド
7月頭ころから房総半島はじめ関東域は豪雨に襲われていました。
土日連続で警報でて出船できず、とかなってましたよね。
2019年秋の台風被害が脳裏に過るような不安がありましたが、幸い甚大な被害にまでは拡大せずに過ぎ去ってくれました。
湖上は濁りや流木などで荒れている中、翌日に房総チャプター第4戦を控えている日にOSP折金一樹プロに前日プラ同伴を依頼。
通算5回目のオリキンガイド、チャプターのプラ同伴をお願いするのは2回目です。
房総チャプターのデビュー戦となる2020年3月にお願いして以来でした。
雨雲は過ぎ去っていたものの、全域濁りが強く、浮きゴミなども多数ある状況。
ハイシーズンとはいえ外すとヤバい状況だったように思います。
前回のガイド同様に、プラ同伴でお願いするとオリキンさんも積極的にキャストしてフィールドをチェックしてくださいました。
まだ生きているインレット巡りがセオリーなのは自分でも考えてはいたものの、それ以外のプランも含めてトーナメントで数々の結果を出してきたオリキンさんとプラできることは本当に学びが深い。
そうはいってもバイトがなかなか遠い中、シャローへのバックスライドでオリキンさんがお手本フィッシュ!
キーパーサイズではあったものの、試合ではバックアップパターンかな、といった感じ。
全域まわっていくも、これといった手応えが得られず、厳しかったような気がします。
午後になるとインレットも流量が減ってきて、翌日の試合では機能しなくなるかも…といった感じに。
一応インレットも触っておきましょうか、というところでまだ十分な流量があるインレットの際、そこだけ水がクリアになっているガレ場にMMZを置いてみると、しばらくして濁りからヌッと出てきたいいバスがパクリ。
これ以外はとくに収穫もなく、翌日もインレットが機能してくれていることを祈って、なるだけ他の選手とバッティングしないエリアのインレットランガンをメインパターンにすることにしました。
房総チャプター第4戦、なんとか凌ぐ
開けて翌日の房総チャプター第4戦。
濁りなどは当然そのままに、蒸し暑くて風も弱いというタフそうな日。
前戦の教訓を元にサイト戦には加わらず、中流域以下で勝負。
会場が松下ボートだったこともあり、インレットが多く周れるかつバッティングが少ないとしたら笹川方面だろうと、滅多にいかない笹川方面へ。
わりと早い段階でシェード+岩盤の場所で魚が見えた気がしたところでMMZフィッシュ。
その後も珍しく西側〜本湖を巡って、インレットは残念ながらほとんど枯れてて機能しないと判断し、カバー中心に。
やはり手付かずだからか数は出るもののウェイトが出せない感じで、最後にやっと600gを釣って入れ替えて帰着。
この日から投入のGARA-Geeさんフラットライブウェルに無事キープできて嬉しかった。
12ftだとツライチになるライブウェルですが、14ftでもめちゃくちゃ快適でいつも積んでたいくらい。
3本1,210gとウェイトは低いものの、またも2kg以下が団子状態だったおかげで58人中21位で30ptを獲得。
上位はサイト戦を制した方が多かったものの、OSP大塚プロはインレットの野良ネズミパターン!
インレットは枯れてるようでいて、まだインレット跡地だけはほんの少し水が良かったそうで…
同じく板山さんも枯れかけインレットにスピナーベイトでキャッチされてお立ち台。
インレットは傍目には枯れてそうだったとしても、濁っていてかつ直前まで機能していたのならしっかりチェックしなければならん、と肝に銘じることとなりました。
公式リザルトはこちら。
https://gogonbc.tv/result/info.php?no=501
ダイナソーカップにお邪魔して、初のベイトタックル縛り戦
亀山縛りの年でしたが、津久井湖で初開催されるダイナソーカップに参加させていただきました。
ベイトタックルオンリーというルールで、自分は未経験領域!
前日プラで久しぶり、というか初?の夏の津久井湖に浮きました。
灼熱蒸し風呂状態でやばかった。
夏に水位を落とすのが通年の津久井湖だそうですが、この夏は雨の影響だったのか満水というレアサマー。
上流サイトしてみたくて、前日はスピニングも積んでどんどこ上流の道志川へ。
途中、小さいけどバスを発見。
ちょっと仕掛けてみると釣れた!
前年のH-1とプラ、ワカサギ釣りでしか来たことなかったのもあって、これ、なんと津久井湖での人生初バスです!
小さくても以前の自分では釣れなかった魚が釣れてうれしかったなぁ…
上流域にいくとワラワラとデカバス、デカバス、デカバス!!!
見えるのは軒並み40upどころか50upクラスも多数、下手すると60超えてるんじゃないか?ってのまで見える天国モード!
鼻息荒くして勝負を挑むも、自分の腕では反応させても食わせられない事態が連発…
ライクフィッシュテールでやっとこさ釣れたのが下顎45cmくらい。
その後、翌日を意識してベイトフィネスにサイコロラバーヘビダンを試して、55クラスを掛けるもネットイン寸前でバラし。
ベイトタックルで2kg超えてそうなものすごいサイズに出会えたので、翌日の本番に繋がる再現性を出したいところでしたが、時間切れ。
本番も同じく道志川へ直行しますが…釣れず。
ハドルスイマーエラストマーやフカベイトへチェイス連発したりしながら、粘りに粘って、やっとサイトで釣れたのがこれ。
アースワームをBFヘビダンにしてサイトで食わせるという頭の悪い釣りをしてました。
なんでベイトタックルで軽いルアーのノーシンカーを投げることにこだわったのか、終わったあとに自分の意味不明さにほえほえしました…
この時点の自分は発想も引き出しも乏しく、視野も鬼狭かったことが伺えます。
今ならベイトで投げるべきルアーでのサイトという選択肢を選んだはず。
5インチ級のストレートワームだったり、小型ビッグベイトだったり、やれることいくらでもあったのに。
なぜかスピニングが使えない=スピニングの釣りをベイトフィネスで再現する、ってことばかりに頭が支配されてましたね…
オムライス井上さんがすぐ近くで連発してたのが印象的でした。
この日は奇しくも7/11、セブンイレブンのオムライスおにぎり総帥の日だったなぁ😂
主催者のダイナソーデザイン・マッキーさんの記事はこちら。
ハドルスイマーエラストマーに開眼する
サイトアングラーの間でひそかに話題になっていたイマカツ・ハドルスイマーエラストマーのサイトフィッシング。
三原直之プロが公開していた背針セッティングがヤバいとのことで、自分も試してました。
しかしこれがなかなかセッティングがシビア!
三原プロはタチウオ用のアシストフック?でセッティングされてましたが、自分はFPPストレートにちょっと工夫して固定。
フックも完璧にまっすぐ刺さなきゃダメなのはもちろん、腹とテールにネイルシンカーを入れて姿勢やサスペンド具合を調整するのですが、これもちょっとでも位置まちがえたり曲がったりすると、姿勢が斜めになっちゃう…
ジャストサスペンドを狙うには、ネイルシンカーのウェイトを0.2gくらいで調整したりしなきゃならない上、水温でも変わってきたりと本当にシビアです。
ただしセッティングがバッチリ決まったハドエラの集魚力は半端ないレベルで、亀山湖最上流のプールで試したところ、あっけなく反応してスイッチ入るという…
ボートも陸っぱりもたくさんいてプレッシャーかかりまくってる状況で、痩せてる40cmが気付きそうな範囲に入れてみるとすぐにスイッチON、反応してからの逃しでドーン!と丸呑みに!
なんだこれは…と驚き、セッティングの難しさは理解しつつも、サイトの重要な手段に仲間入りしました。
イマカツ ハドルスイマーエラスイマー Fエコ 4.5in #S-502スイートフィッシュ
ハッタクローラーミニに開眼する
ティムコから新発売されたエラストマー製ロングストレートワーム、ハッタクローラーのダウンサイズFecoバージョン。
うなぎいぬさんがオススメしてたけど半信半疑だったところ、上流でダウンショットで使ってみると、サイトでもブラインドでもあらまあ!連発しました。
エラストマーを水中に入れて使うルアーというのがあまりないのが効くのか、これも貴重な武器に仲間入り!
疑ってすいませんでした😂
特定のルアーがもつルアーパワーへ固執しすぎないようにはしつつ、新たな武器になり得る可能性があるものはとにかく試すことが重要だな、と改めて実感した出来事でした。
ティムコ(TIEMCO) CTハッタクローラーミニECO #14 サイトクリアピンク 108mm(4.3インチ)
久しぶりの釣りバト vs 亀山虫太郎さん
本サイトの目玉コンテンツのはずながらコロナだなんだでずっとやってなかった1vs1のウェイト勝負「釣りバト」を久しぶりにやりました。
お相手はいつもお世話になっているFowardBlue部長でT.z Factoryプロスタッフの亀山虫太郎さん。
釣りバトはキーパーとかリミットとか適当にやってるので、今回は直前にBasser誌でやってた亀山湖バーリトゥードのマネして本数無制限のバーリトゥードということでw
開幕早々にのむらボートを出て上流側に船を進める途中、馬の背あたりでわたくしヒット!
たしかMMZのサイトだった気が?
490gでとりあえずプレッシャーをかけることに成功🤣
その後は折木沢筋を上流まで進み、いいサイズの見えバスを見つけつつも食わせられず。
そこから2人ともノーフィッシュの時間が続き…灼熱の中でテンションも下がっていき…
正午前に上流を見切って下る途中、水揚場で虫太郎さんヒット!
これが420gで、まだまだ勝負はわからないモード。
たしか一気に減水したタイミングで、虫太郎さん的には中流域の方が勝負になりそうかも?みたいな会話をしてた気がします。
そのまま川口まで降りてきてあたりで、上流から降りてきたdeps大場さんにお会いして情報交換してたら、大場さんサクッとバイブレーションで目の前で釣って見せてくれた!
真夏のバイブレーションなんて全く引き出しなかったけど、こんな釣りもあるのか…と勉強になりました。
ほえー、となりながら近くにあったヘビーカバー奥の岩盤+浮きゴミにちびDワームのパワーフィネスを入れると、かすかな違和感…
半信半疑になってる場合じゃなさそうな予感がしてフッキングすると、出た!
これが45cm弱1,230gのナイスキーパー!
虫太郎さんを大きく引き離すことに成功!
しかしそのほんの数分後、虫太郎もシェード+岩盤でヒット!
480gのナイスキーパー!
ほぼ同時に自分にもヒットでダブルヒットに!
整理すると
kaneck:490g + 1,230g + 330g = 2,050g
虫太郎:420g + 480g = 900g
1kgちょいのリード!
さぁ面白くなってきたぞ、というタイミングで、急に空気が冷たくなってきて空がなんか怪しい…
天気図を見ると直後にゲリラ雷雨?!
え、どうしよう…って迷ってたらゴロゴロと雷鳴が聞こえ始めて、こりゃダメだってことで緊急帰着。
大急ぎで片付けしてる最中に大雨に降られて、晴れ間なのに豪雨な感じで試合中止😇
また再戦しましょう!ということでこの日はお開きに。
サイトの神、OSPミネムラさんのバックシートに乗せてもらう
虫太郎さんとの釣りバトが雷雨中断になった翌日、今度は一路西へ向かって相模湖へ。
常勝ロコと讃えられしサイトフィッシングの神、OSPプロスタッフ峯村祐貴さんのバックシートに乗せていただくという、プラチナチケットをいただきました。
この日のことをあまり詳細に書くことは控えますが、サイト1年生の自分ごときでは勉強になったような、ならなかったような…w
出船直後から魚を見つけてはサクサクっと釣っていくミネムラさん。
魚にとってミネムラさんに見つかってしまうということは、空中への往復切符を付与られることに等しい…
今度はサクッと50cm2kg近いのを。
その後もあれよあれよと…
気がついたらかなりいいウェイト揃ってて、でも後ろで見ていた感じではそんなに釣ってたっけ?というような、不思議な感覚でした。
魚を見つけるスピードは確かに速いものの、見つけてからのアプローチやアクションなどは何か特別な魔法を使っているような印象はなく、淡々とキャスト&アクションしている感じ…
自分でも同じことをやりそうかな、というような気になってしまうけど、後ろで見ててもわからない細かな部分にキモがあるのだと思われました。
なお自分はほとんど竿を持たず、水深のある場所でフカベイトで浮いてこないかチェックした程度。
見て学ぶことに9割以上の時間を費やした感じでした。
今後夏の相模湖でサイト練習する機会があったら、この時のことを思い出しながらやってみようと思いました。
が、そのために回していたGoProは途中でバッテリー切れて撮れてないっていうオチ😇
とはいえある程度以上に覚えてるんで今年の夏が楽しみです😎
弁慶堀大会に参加、やはり練習なしでは実力を露呈…
灼熱の都心・弁慶堀で今シーズン2度目の予選大会に参加。
練習なしでいきなり弁慶堀にいくということは、フィールドの習熟度に関係ないバスフィッシングの実力が試されるということです。
この広くはない水域に確実にたくさんのバスがいて、50upも複数以上いることがわかっているわけです。
プレッシャーは高いでしょうけども、釣ってくる方はしっかり釣ってくる。
オリキンさんのこの動画とか
青木大介プロのこの動画とか
まさにバスアングラーの実力が発揮されてる神動画だと改めて思います。
自分は桟橋からすぐのシェード+低水温の流れ込み、その周辺のウィードだけを執拗に狙う作戦だけでNBNF。
手漕ぎで遠くまで行きたくないなんていってる時点で実力以前の負け組です…
しかし都心の真夏はマジでヤバいくらい暑い。
船に積んでたリューギのストックバッグ(蓋が黒)の中にルアーなど入れていたのですが、バッカン内のプラスチックケースに収納していたプラグが熱で膨張して溶けてる…
せっかく春から武器になりかけてたハイカットや、今後試そうと思ってほとんど投げてなかったSHADING-Xが…
プラグケースを炎天下に曝してたならまだしも、バッカン内でこうなるとは想像してませんで😭
みなさまも真夏の釣行は十分ご注意くださいませ…