【HUMMINBIRD】素人がHELIX9 G3NとECHOMAP ULTRA102SVを比較してみた【GARMIN】

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ハミンとガーミンで「ハーミン」か「ガミン」か…
どうでもいいことを考えております。

ハイテク魚探戦線を牽引する両雄、GARMINとHUMMINBIRDからリリースされている2019年を代表する2機を導入し、2機がけして少し経ちましたので、使ってみて感じたそれぞれのいいところ・いまいちなところをまとめてみます!

ハイテク魚探の購入を検討している方へ、バス釣りの魚探選びのお役に立てれば幸いです。

ご注意

釣り歴1年程度の素人が感じたことでしかありませんので、こいつわかってねぇな…という面も多々潜んでいるはずです。
通常2Dさえきちんと読み取れていないレベルの人間が書いているということを念頭に置いていただければ幸いです。

 

 

比較する魚探について

HUMMINBIRD HELIX 9 CHIRP MEGA SI+ GPS G3N

画像は公式ページよりお借りしています

正式名称が長いのがハミンのわかりにくいところ…
読み方はおそらく「へりっくす ないん ちゃーぷ めが えすあいぷらす じーぴーえす じーさんえぬ」です。
なんかの呪文のようでございます。

2019年に発売された現行モデルで、おそらく型番は「0082324052934」
ここも覚えられないというか見分けにくいのですが、検索する時や購入するときの確認用に使えればOKです。

日本での輸入販売元は岡田商事さん。
公式ページはコチラ

https://www.humminbird.jp/products/helix.php

名前を紐解くと…

「HELIX」はモデル名で、上位モデルのSOLIXのように魚探シリーズの名前。
タッチパネルなSOLIXと比べて、すべてボタンで操作するタイプがHELIXです。

「9」は画面サイズを表し、HELIXだと5インチから12インチまでラインナップ。
重要な点として、もちろん画面サイズが大きいことは色々な面で有利なのですが、HELIX7以上のサイズだとショートカットボタンが付いています。
これは自分のよく使う画面を登録しておくことで、たくさんある画面をページ送りして探さずともワンタッチで目的の画面へ移動できる機能なので、あるとないとではかなり変わってくるように思います。

「CHIRP(チャープ)」はソナー信号の形式で、各社現行モデルは従来のソナーよりもさらに高精度なCHIRPソナーを搭載しており、このHELIXもCHIRP対応しているという意味。
たまに「ちーぷ」と読んでいる方もおられますが、たぶん「ちゃーぷ」です。

「MEGA」はハミンバードの1,000KHz(1MHz)以上の周波数の高精度ビーム「MEGA IMAGING」が照射可能なことを指します。
写真のような美しい画像はこのMEGA IMAGINGの恩恵によるものです。

「SI」は「Side Image」の略。
ハミンバードが最強と言われるサイドイメージを搭載していることを指します。
わかりづらいのが、「SI」モデルの他に「DI」(Down Image)モデルもあったりして、てことはSIモデルはダウンイメージ見れないの?ってなるのですが、DIはおそらくSIがなかった?のか、SIモデルは上位互換という意味のようです。(未確認ですが、たぶんそう判断できる…)
SIモデルなら(メガ)サイドイメージの他に(メガ)ダウンイメージ、もちろん通常2Dも使えますので、ご安心を。

「+」はMEGA IMAGINGの照射距離を延長した「MEGA IMAGING Plus」搭載機種であることを指します。
HELIX7はこのプラスがないため、HELIX9以上のプラス付きモデルよりもサイドイメージの有効照射距離が短くなります。
自分は+の有無で使い分けたことがないのでその差はどれくらいなのかわかりませんが、いずれにせよHELIX7だとショートカットボタンがないため、ハミンを選ぶならば強くHELIX9以上をオススメします。

「GPS」はGPS搭載で、自動的に通ったところの水深を記録して等深線マップを作成できるAutoChart Liveが搭載されていることを意味します。
ガーミンでいうQuickDrawと同等の機能ですね。
AutoChartLiveを使うには専用のSDカード「AUTO CHART ZeroLine MSDカード」というものが必要で、そこそこいいお値段がするのですが、過去モデルは別売だったのが2019年モデルあたりからは標準装備になっているのがありがたいところ。

「G3N」は世代を表すワードで、第3世代という意味のようです。
オークションなどでG2NやGxNというワードがつかないモデルもありますが、それらは旧モデルという意味になります。

自分はバス釣りを始めた2019年の秋に導入し、それまで使っていたdeeperから大きくステップアップしました。
ウットリするほどきれいなMEGA SIDE/DOWNの映像に魅せられて、しばらくは魚探みてボート観光してるおじさんになっておりました。
はい、お察しの通り今もあまり変わっていません!

GARMIN ECHOMAP ULTRA 102SV

画像はガーミン公式からお借りしています

ガーミンジャパンの公式ページはこちら
https://www.garmin.co.jp/products/onthewater/echomap-ultra-102sv-with-transducer/#specsTab

ハミンに比べて名前がスッキリ!
ただ独特の覚え方はあるので、気になる方はググってください。
黒田健史プロのブログがわかりやすいので紹介します。

2019年にECHOMAPシリーズに追加された、ミドルクラスの最上位モデルがECHOMAP ULTRAシリーズ。
3桁の数字の上二桁は画面サイズ、下一桁は搭載されているマップのシリーズのようです。
102だと10インチで2番マップ(Worldwide Basemap)のモデルという意味。

svとかcvとかはガーミン魚探の歴史上なにやら色々あるらしいのですが、ULTRAはSVしかないので問題なし!
CHIRP対応の振動子「GT54UHD」が同梱されているのが型番「010-02111-01」になります。
振動子無しモデルだと「010-02111-00」になったりと、微妙に型番が変わってきますので、購入する際は型番も含めて確認すると確実かと思います。

GT54UHD振動子を使うことでCHIRPでUHD(Ultra High Definition)、きれいな画像を映すことが可能です。
ハミンと違って、振動子と魚探は別製品として扱う感じがするのがガーミンって感じ。
別の振動子も背面のピンさえ合えば繋げられるものと思われます。(が、現状GT54UHDが最上位モデルなのかな?)

ちょっと正確なデータが確認できませんでしたが、ガーミンのUHDも周波数1,000KHz超えでメガ対応。
ハミンでいうSide Imageはガーミンだと「SideVü」、同じくDown Imageはガーミンだと「ClearVü」という名前がつけられています。
「ü」の字がなんかかっこいい。

ULTRAの特徴は10インチと12インチの大画面で、これまでのECHOMAP Plusよりも大画面!
そして解像度が1280×800のWXGAとなり、画面自体がより高精細に。
これについてはMr.NoBiteさんの記事が詳しいのでご参照ください。

https://blog.buritsu.com/mrnobite/2019/10/16/garmin-echomap-ultra/

簡単に言えば、画面が大きくなっただけではなく、表示している画像がより細かくなったことで、よりきれいになったよ、って感じ。
Apple製品のRetina対応と非対応みたいなイメージであってるかと。

ついでにIPS液晶というものになっていることで、日差しの角度や偏光グラスごしでも見やすい画面になっているとか。
Plusを使ったことがないので自分での比較はできませんが…

なおULTRAはタッチパネル!
操作性がとてもわかりやすいし楽ちんです。

ガーミンといえば重要な、ライブスコープへの対応はもちろん可!
ライブスコープはネットワークケーブルというLANケーブルっぽい(というかそのもの?)ものを魚探背面に接続して使うのですが、ULTRAはこのポートが2つ搭載されています。

ECHOMAPシリーズ(Plus、UHD、ULTRA)同士はネットワークケーブルで繋いでデータを共有できるので、ライブスコープをつなぎつつ、もう1台のECHOMAPにも連携を構築できることになります。
まあ、ECHOMAP2台ってレンタルボートだとやりすぎ説ありますが…

HELIX9 vs ECHOMAP ULTRA

さて、あんまりわかってない自分ごときによる製品紹介がダラダラ長くなってしまいましたが、いよいよ比較していきます!

操作性:圧倒的にタッチパネルなECHOMAP ULTRAの勝ち

タッチパネルは偉大です。
ゲームボーイからニンテンドーDSに変わった衝撃を思い出します。
ガラケーがスマホになったような大革命です。

ハミンも上位モデルSOLIXシリーズならタッチパネルですが、ガーミンでの同レイヤーはGPSMAPシリーズとなるわけで、ミドルクラスのECHOMAP ULTRAでタッチパネルなのは圧倒的にガーミンがんばってる。

ハミンは日本語訳もところどころ怪しかったりするし、ボタンでの操作性もいいとは言えません。
自分は出船するときにAutoChartLiveをONにするときに操作ボタンを何度か押したあとは、ショートカットボタンしか触らないです。

ガーミンはタッチパネルでのiOSみたいなわかりやすめの画面構成であまり迷いません。
また、画面の構成も自分の好きなように直感的に作成・保存できるのでとても楽。

地味に大きな差かもしれませんが、HELIXは最大3分割までなのに対し、ECHOMAPは最大4分割までいけます。
HELIXでも地図、通常2D、メガダウン、メガサイドの4つを全部映したかったのですが、後述の理由で難しそうなのと、9インチだとそこまで詰め込むと1画面が小さくて見づらいかな…

魚探性能:画質はHELIXが上だが、総合的にはECHOMAP ULTRAに軍配

印象として、映像の美しさだとサイドもダウンもハミンが優勢な感じ。
ガーミンもGT54UHD振動子のおかげでかなりキレイですが、なぜだろう、ハミンの方がより美しいと感じます。
ただ、その差が釣果に有意な差をもたらすか?といえばそんなことはないはず。
当然ですが、同じところを通ったとき、2台に映るものは基本的に同じ。
ただ、ちょっとだけハミンのほうがキレイ。

ならハミンの勝ちでいいんじゃないかというところ、ガーミンにした理由。
決定的だったのは、画面の更新間隔、リフレッシュレートです。

2台を同時に映した動画がありますのでご覧ください。
注目してほしいのはライブスコープではなく、左のECHOMAP ULTRAの右側、上段のClearVüと下段の地図です。
それと右のHELIX9の地図の画面更新間隔に注目してください。

ハミンは地図も秒間2,3回くらい?な間隔で、ちょっとカク、カク…としているのがわかると思います。
さらには右側の通常2Dとサイドイメージも時々引っかかるような感じで更新がモタついたり。
0:47地点でカク、カク、カ………ックン、カク、カク…となってますが、これそこそこの頻度で、1分に1回くらいはなる感じです。

対するガーミン、特に地図を見ているとわかりますが、あきらかに秒間更新回数が数倍以上で、ヌルヌルしてる感じすらします。
とくに地図ではこの更新間隔が強烈に効いている印象で、両機ともヘディングセンサーはついていないのですが、ガーミンはヘディングセンサーなしでもかなりの精度を保っています。

また、特に致命的ではないので実釣への影響はありませんが、ハミンは移動していると時々地図が真っ青になり、2秒後くらいに地図が再表示されます。
これは明らかにメモリに次のエリアの地図データをロードする際のタイムラグだと思われます。

推測でしかありませんが、搭載されているCPUやメモリの量、ハードウェアとしてのスペックにかなりの差がついてそうな気がします。
もしくはプログラムが書かれているコードの質の差なのか、とにかく処理速度が圧倒的に違う

また、これは自分のHELIXが調子悪いだけなのかもしれませんが…
HELIX9以上でなくてはならないほど便利なショートカットボタン。
自分はこれにA「地図、通常2D、メガダウン」とB「地図、通常2D、メガサイド」を登録しています。

移動中やスポット到着直後はAセットで映し、このスポットを攻める!と決めたらBセットに切り替えて使うためにこうしているんですが、このAとBを切り替えようとするとかなりの確率で2秒くらい固まったあとにHELIXがシャットダウン、つまりハングアップして落ちます…
シャットダウン後は自動的に再起動しますが、30秒くらいは使えなくなるし、AutoChartLiveもまたいちいちONにしなければならなかったりと、不便すぎる。
ちょうど今GoogleのChromeBookのCMが流れまくってますが、あんな感じ…

メガサイドとメガダウンを直行で切り替えるのに弱いようで、プログラム的なオーバーフローに見えるんですが、どうなんですかね。
なのでせっかくショートカットに入れてるのに、AからBに切り替える時は、一旦通常のVIEWボタン(ページ送り)を押して違う画面を挟んでから、ショートカットBを押すようにしています。

目玉となる2つの機能、メガダウンとメガサイドを切り替えるだけで落ちるのでは…
これはハミン、正直致命的といっていいのではないかと思います。

ソフトウェアアップデートやシステムリセットも試したのですが、挙動的にはソフトウェア/ハードウェアの設計不良か、個体としてハズレを引いた初期不良なのかのどちらかだと思います。

ソフトウェアの完成度は圧倒的にガーミン優勢。
魚探としての映像はハミンが辛勝。

全体的なボタン入力など操作に対するレスポンスもガーミンのほうが速いです。
ハミンはボタン押してからちょっともたつく感じ。

ノイズ干渉:ECHOMAPが弱い…HELIXはほとんどノイズなし

自分の環境によるところかもしれませんのでなんとも言えませんが、ガーミンはノイズに敏感です。

現在はバウデッキから振動子ポールを生やして、ポール下にエレキに近い方からHELIX、GT54UHDの順で取り付けていますが、エレキに近いほうのHELIXはあまりノイズを拾いません。
とくに通常2Dはかなりノイズに強いです。
MEGAダウン・サイドはちょっと拾うけど、見えなくなるほどではない感じ。

対してガーミン、通常2D、SideVü、ClearVüともにエレキ踏んだらアウト!
ゲイン(感度)を自動で調整する機能などありますが、それでもかなりノイズに弱いです。

消費電力:HELIXは省エネ仕様でバッテリーマネジメントが楽

公称値での消費電力は、HELIX9が1Aなのに対し、ECHOMAP ULTRA 102SVは3Aです。
これは実際に使ってみても、確かに圧倒的にガーミンが電力食ってるのはわかります。

ただ、前述の通りで消費電力が3倍であることも納得せざるを得ないほど、ガーミンのソフトウェア・ハードウェアは優れていますので、仕方ないことかなと思います。

HELIX9はエヴォテック魚探用の30Ahリチウムで動かすと10時間以上もちますが、ECHOMAP ULTRA 102SVだと全然持ちません。
魚探周りのバッテリーマネジメントが楽だったり融通が利くのはハミンです。

ただ油断しちゃいけない要素として、1Aで動作するHELIX9は電圧低下に弱く、供給電圧が12Vを少し下回り出すと落ちます。
1台のバッテリーから2つ以上の機材に供給すると、1台あたりの電圧は低くなる傾向にあるので、HELIXを動かすなら出来るだけ1台のバッテリーから専用で繋ぐとよさそう。

対してECHOMAP ULTRA 102SVは、なんと7.3Vまで電圧が落ちても動きます。

画面左上、7.3Vの表示。結構衝撃的な画像かと…

弱りきって赤ランプまでいったボイジャーM27MFでも最後の最後まで動いてくれてビックリ。
このバッテリーだと当然ですがHELIXは電源すら入りません。
電気の詳しい知識がないのでうかつなことは言えませんが、引っ張ろうとするA(アンペア)が大きいことでHELIXよりは電圧低下に強い、ということなのだろうか…

セッティング:ワンタッチコネクタで圧倒的にHELIXが楽

HELIXは振動子から伸びるケーブル末端についている一体型の大型コネクタ1つを魚探本体裏側にガチャっと差し込むだけのワンタッチで終わり。
外す時もコネクタのレバーを押しながら抜くだけでとっても簡単、楽ちん。

対してガーミンは、電源、振動子、ライブスコープがある場合はさらにネットワークケーブルをそれぞれ魚探背面に接続する必要があり、煩わしいし時間がかかります。
また各ケーブルもひとつひとつねじ込み式ロックなので、ケーブルごとにくるくるとねじ込まねばならず、またそこをしっかり締め込まないと認識しないなど、いちいち疲れます。

この差がもたらすセッティング・片付けにかかる時間差はかなりのもので、ハミンだけ時代より15分とかかかるようになってしまいました。
これは電源をアンダーソンコネクター化したりしたところであまり変わらず、どうしても魚探本体へのケーブル接続が面倒であるというのは解消できる余地がありません。

まあ、拡張性の高いガーミンハードウェアだから、という部分の裏返しでもあるのですが…
慣れるしかなさそうです。

GPS性能:ECHOMAPが今後も含めて圧倒的に優勢

両機ともAutoChartLive、QuickDrawでそれぞれGPS等深線マップ作成機能が搭載されています。
以下、両機ともヘディングセンサー無しでの話として捉えてください。

前述の画面更新間隔や、内部の処理速度の差が激しい影響なのか、ガーミンはヌルヌルと地図が更新されていきますが、ハミンはかなりカクカクします。

これが関係あるのか、はたまた内蔵GPSアンテナの性能差なのかはわかりませんが、ハミンはよく居場所ズレます…
とくに片倉ダムの上流など、スマホの電波も拾いづらいエリアなどでは顕著で、昔のカーナビみたいにどんどん航行不可能な陸地へと座標がズレていったり、急にグググッと正しい位置に戻ったり。
ハミンはヘディングセンサー無しでのGPS性能は低めという印象。

対するガーミンは、更新間隔が速い(座標ズレの修正も高頻度?)おかげか、ヘディングセンサー無しでもかなり精度高い印象。
ヘディングセンサー無しハミンで地図をヘディングアップ(地図が回転して船の向いてる方向を画面上の上方向にする)だと、めちゃくちゃなことになりがちなのですが、ガーミンだとヘディングアップでも全然違和感ありません。

加えて、ECHOMAPのハードウェアは新衛星みちびきに対応しているとのこと。
ただしソフトウェアがまだ対応していないので、今後のアップデートで対応する予定だそうで、そのうちさらに精度が上がることが期待できます。

等深線マップの色分け:HELIXは簡単、ECHOMAPはめんどくさい

ユーザーデータをダウンロード、または自分でAutoChartLive/QuickDrawで作った等深線マップですが、水深ごとに色分けしたいですよね。
浅いところは赤系、深いところは青系、みたいに。

この色分けの設定は当然両機種とも出来るのですが、ハミンは最大水深と最小水深だけ設定すると、勝手にカラーパレットに応じていい感じに色分けしてくれるのでとっても楽ちん。

対してガーミンは、自分でX.Xm〜X.Xmは濃い赤、X.Xm〜X.Xmは薄い赤…と、ひとつひとつ設定するしかないようで、ここは非常にめんどくさいです。

とはいえ、たとえば今日はこの水深しか狙わない!といったときに、他の水深は真っ白で狙う水深だけ色付きで映す、といったカスタマイズはできるので、めんどくささとレンジの絞り込みやすさのトレードオフでしょうか。

せめて、何パターンか水深分けしたプリセットを保存しておいて、それを簡単に呼び出せれば便利なのですが…

ソフトウェアの操作性:圧倒的にECHOMAPが上

ガーミンはタッチパネルだからというのも大きいのですが、画面分割していようとも目的の画面をタッチし、メニューボタンをタッチすることで、その機能のメニューだけが直接アクセス可能。

たとえばライブスコープの射程や水深固定なども非常にわかりやすくアクセスできるし、自動調整という機能も十分使えるレベル。
ゲイン(感度)の調整とかもパソコンやスマホチックなスライダー(つまみ)をスワイプ、タップで調整できたりと直感的でよいです。

対するハミンは、タッチパネルでないがゆえにボタンでの操作。
分割画面の場合はまずメニューボタン→アクティブペイン(操作したい画面)を選ぶ→その画面にメニュー?といった感じで、ガーミンなら数回のタッチで済むところがボタン操作10回とかになる感じ。
さらにわかりづらいのも難点…

SwitchFireモードの切り替えとかも使ったほうがいいはずなのですが、面倒で触らなくなってしまいました。

拡張性:やはりライブスコープ強し、ECHOMAPが有利?

ハミンはMEGA360という新機能で自船の周囲360°を俯瞰する形でメガイメージングできる振動子があり、HELIX9も対応しています。

https://www.humminbird.com/learn/imaging/MEGA-360-imaging

ハミンが誇る超美麗画質で全方向を映せるというのは強烈ですが、数秒に1回更新くらいの更新間隔?
現物を見たことはありませんし、あまり情報も日本には入ってこないのでわかりませんが…

海外の方がアップされてる動画を見る限り、たぶんそんな感じっぽい。

これはこれで強力なのですが、やはり今世間を騒がせているのは…ライブスコープですよね。

静止画ではなく、動画。
写真ではなく、映像。
過去ではなく、今。

このインパクトはどうやったって強烈で、ローランスが「LiveSight」というライブスコープ同様のデバイスを出して追いかけるほど。

加えて、昨日業界に激震が走った新機能「ライブスコープ パースペクティブモード」が発表されました。

その発想はなかった…!と唸るような仕組みで、従来のライブスコープ振動子を横向きに付け替えられるアタッチメントを使って、俯瞰構図でライブスコープできちゃうというトンデモウェポン。
構造上有効になるのはシャロー限定かもしれませんが、それでも俯瞰で今を映像で見れるという強烈な性能で、MEGA360を凌駕するといっても過言ではないかもしれません。

恐ろしいのが、ソフトウェアアップデートするだけで従来のライブスコープ機器でそのまま使えてしまうということ。
専用アタッチメントは必要ですが、日本で20,000円程度の追加投資だそう。
2万円って高いですけど、ライブスコープの世界に飛び込んだ人は金銭感覚麻痺してるんで、安いとすら感じてしまう…
ソフトウェアアップデートは変わらず無料提供なのだし、法外なぼったくりというわけでもないと感じます。

いずれにせよ、ガーミンの勢いが止まることを知らないというか。
ソフトウェア、ハードウェア、それらを生かした拡張性。
ハミンが何らか革新的な動きを取らない限り、ガーミンとの差は大きいかと感じます。

まとめ

これらを表にしてみました。

比較点HELIX9ECHOMAP ULTRA 102SV
操作性ボタンタッチパネル
ソナー画質超美麗美麗
処理速度遅い速い
ノイズ干渉強い非常に弱い
消費電力1A3A
セッティングワンタッチコネクタケーブルごとにねじ込み式
GPS性能高精度+今後さらに向上予定
等深線マップの色分け楽ちんめんどくさい
(がカスタマイズ性は高い)
ソフトウェアの操作性めんどくさい直感的で簡単
拡張性MEGA360ライブスコープ
パースペクティブモード
ソフトウェア更新MicroSDのみスマホアプリでも可能
等深線データMicroSDのみスマホアプリでも可能

後からガーミンを買ったから、ライブスコープがあるから、というのも多分に影響していますが、率直な印象としては圧倒的にガーミンに軍配があがるかな、というのが本音です。

硬派な魚探!というイメージなハミンバードに対し、魚探総合デジタルプラットフォームなガーミン!って感じ。

スマホアプリを介して簡単に等深線ユーザーデータをシェア出来たりするガーミンに対して、ハミンもデータシェアは可能ではあるものの、SDカードをPCで扱ってのアップロード・ダウンロードが必要なのは遅れを取っていると言えます。

しばらくはHELIX9とECHOMAP ULTRA 102SVを併用していこうと思いますが、資金に余裕が出来たらガーミン2台体制にするかもしれません。
そもそもレンタルボートにハイテク魚探2台必要なのか?と言われて我に返ったりもしたのですが…

素人による個人的なオススメとしては、ほぼ近い価格帯な両機を比べるなら、今後の拡張性なども含めてECHOMAP ULTRAを推します。
もちろんいつまでもライバルの後塵を拝するわけにもいかないでしょうから、今後ハミンバードが革新的な追随をしてくる可能性も当然あるわけで、現時点では!という表現ではありますが。

エレキを踏みながら、かつ魚探を確認しながら釣りをする事が多い人には、ノイズに強いハミンという選択肢もアリかも。
ガーミンがノイズに弱いのは自分だけでなく周りの方からもよく耳にします。
電源は当然別にとって、エレキから振動子もそこそこ距離取ってるんですけどね…

それぞれの最大の強みと弱みを一言で

GARMIN ECHOMAP ULTRA 102SV

最大の強み

全てが高次元で、デジタルデバイスとしての性能が圧倒的に高い
ライブスコープなど拡張性が高い

最大の弱み

ケーブルが煩雑でセッティングが大変
ノイズに弱い

HUMMINBIRD HELIX9

最大の強み

メガイメージングが非常に美しい
シンプルでセッティングも楽

最大の弱み

ハードウェア、ソフトウェアの性能が低いためか動作が不安定

おまけ:もしライブスコープをいつか導入するかもしれないなら

ECHOMAPはその性能ゆえ消費電力高めですが、ライブスコープのブラックボックスはさらに電力を喰いまくります。
ECHOMAP ULTRA 102SV、または12インチの122SVを導入するなら、それだけの電力を賄えるバッテリーマネジメントをする前に、いつかライブスコープを導入する可能性があるかどうか考えるとよいかと思います。

夏場にもフルタイムでライブスコープも使いたいなら、130Ahクラスの電力がないと不安です。
ライブスコープは4Aくらいは食ってるという話ですが、実際そんな感じかもっとかな、と体感しています。
元気なボイジャーM27MFがあればおそらくもちますが、毎回極限まで残量を減らすので、寿命劣化も早まりますし、何よりボイジャー重たいので…

予算が許すなら、大容量リチウムの導入などもセットで考えないと、あとで困ってしまいかねないので要注意です!
自分は安価な中華リチウムの大容量版の導入を予定していますので、こちらも実際に使ってみたらまたレポートしたいと思います。

おまけのおまけ:ライブスコープ導入記事

自分がライブスコープを導入した直後(といってもごく最近ですが)の記事もありますので、よろしければこちらもぜひ!