釣り歴1年のビギナーがついに最終兵器・ライブスコープに手を出した結果【導入・リギング編】

2020-02-19タックルECHOMAPUltra102sv,HELIX9,ライブスコープ,魚探

Twitterなどで既に公表していますが、釣り歴1年の最弱トーナメントジャンキーこと私めは、ついにGARMIN Panoptix ライブスコープを導入いたしましたことをご報告いたします。

JBTOP50での導入率が爆発的に広がり、ゲームチェンジャーとも囁かれる現代のバス釣り最終兵器。
雑誌やメディアで情報は広がっているので、多くの方が気になる、資金に余裕があるなら購入したい興味あるアイテムの筆頭候補だと思います。

プロならいざしらず、果たして自分のようなビギナーが手を出したらどうなるのか?
ライブスコープにまつわる噂や、実際のところはどうなのか?

ビギナー目線でのリアルな事情をお伝えいたします。

 

 

Panoptix ライブスコープとは?

ご存知の方も多いと思いますが、おさらいしましょう。

その前に、通常の魚群探知機というものについて

従来の魚群探知機は、エレキや振動子ポールに装着した振動子を中心に、真下や両サイドを映すものでした。
つまり船がその場所を通った瞬間の情報が、過去のスナップショットの連結として画面に表示されるものでした。
(サイドイメージは通った場所の両サイドです)

自分は最初の魚探「deeper」を買った当初は、これって水中の「現在の瞬間」を写真を撮ったように映すものだと勘違いしていました。
いざ電源を入れてみると、最初は画面は空白で、右端からどんどん新しい画像が広がっていったとき、なんだこれは…となったことを覚えています。

無理もありません、だって魚探なんて代物は、普通に生活していたら知る由もないモノだったのですから…

実際は、みなさまご存知のとおり、通常の魚探は右端の縦1mmとかのラインのみが現在で、それが連続で高速に更新されていく履歴が連結されて左側に溜まっていくものなのでした。
ある程度写真のような過去画像を映すためには、船が動いていることが前提であり、動かず完全に静止しているとずっと真下を映しっぱなしになるのですね。

上のdeeperの画像右側の2D画面だと、魚らしき影が水深4mちょい〜ボトムにかけて動いていたような感じに見えますが、これは数秒前に船が通り過ぎた、船から見て後ろ側の情報なのです。
(左下に船の現在速度が1.0kmと出ているのがわかります)

もし数m手前の位置で船が停止していたら(かつ魚も動かずサスペンドしていたら)、このような縦のカーブではなく、ある水深の位置に影が映り、停止していても魚探は左側に高速で過去履歴を蓄積していくので、まっすぐ横一直線の影が映ることになります。

(余談ですが、このdeeper画像で映っている影はおそらく魚ではありません…
 沈んでる枝な気がします)

これはdeeperに限らず、ハイテク魚探とされるGARMINやHUMMINBIRDのCHIRPだろうと基本的に同じです。
魚探とは「現在の瞬間を高速で取得し続けて、それを繋ぎ合わせた過去の画像が表示されるもの」でした。

ライブスコープは何が画期的なのか

通常の魚探に対してライブスコープが違うのは、起動した瞬間から「常時」「画面に」「現在の瞬間」が高速でリフレッシュされ続けるのです。
いわば、水中にビデオカメラを入れているのとほぼ同じことです。

逆に過去の情報は一切表示されません。
0.1秒程度の更新間隔で「現在」が表示更新され続けるのです。

魚探を知らない素人が最初に思うであろう、水中の様子が動画として映せるという点で、過去の情報ではなく今を見るモノである、というのが決定的な違いです。

これがどういうことか。
ライブスコープ振動子が魚を捉えたとしましょう。
ビデオカメラと思って大きく理解は間違っていませんので、魚が動けば、動く姿が見えて、いや見続けることができてしまうのです。
魚はどっちにいったか?どれくらいの速さで泳いだか?丸わかりになります。

ちょっとわかりづらいのですが、画面最上部の数字が振動子からの前方距離、左の数字が水深です。
動画の0:07くらいから前方14m、水深4.5mあたりに縦長の影が映っているのがわかりますでしょうか。

船は停止している(画面左上に0.00kmと出ているのが示しています)のに、この影はだんだんと画面の左上に動き、途中から影が2つに見えます。
何かの魚、おそらく2匹が群れて泳いでいることがわかります。

前方12〜14mあたりのボトムに沈んだ立ち木のようなものがあり、そのトップにいた魚が水面方向に動いていたものと自分は考えました。
(その上の斜めに大きく映っているものはノイズの可能性が高いです)

自分のスキルだとこれがバスだとは断定できませんが、ストラクチャーに着いていたこと、多すぎない群れであること(ヘラなどはもっと大量に群れて密集度合いが違う印象)、から、もしかしたらバスだったのかもしれないとも思います。
とはいえ、なんでゆっくり移動していたのか?を考えると、やっぱりバスじゃないような気もします。

後述しますが、ライブスコープはライブスコープで、情報を正しく理解し、それを武器にできるようになるまで非常に時間と鍛錬を要します。

取り急ぎ、ライブスコープが画期的なアイテムであるということは伝わったでしょうか。

ライブスコープを導入した理由

雑誌やメディアで「ヤバイやつ」として情報は入ってきますし、ゲームチェンジャーとも言われるわけで、興味津々だったのはもちろんとして。

導入を阻む最大の理由が、とにかく高額であることが挙げられます。
ガーミンのECHOMAP Plus/UHD/UltraまたはGPSMAPシリーズを既に持っている人ならば、ライブスコープ振動子一式を購入するだけで済むのですが、もちろんそれだけでも高額ですし、自分のように現在の魚探がガーミンでない場合だとガーミン魚探の購入も必要になってさらに高額になります。

興味が投資額を上回った、といえばそうなのですが、しかし重大な決断であります。

いざ本格的に導入を考えたとき、期待していたことは。

ライブスコープに期待していたこと

・魚が見える、自分のルアーも見える、つまりこれまでより釣れるようになる

・今まで見えなかった水中で、ルアーはどう動いていたのか?見えないところで実はチェイスがあったりしたのではないか?ということがわかることで、1キャスト1キャストの価値、得られる経験値が飛躍的に増加する

この淡い期待は、後に打ちのめされることになるのですが…

ライブスコープの使い手、オリキンさんに聞いてみた

そんな期待と多額の投資に揺れながら、1月にオリキンガイドを受ける機会があったので、ライブスコープについて色々質問しました。
オリキンガイドではバックシートにもGPSMAPを設置してくれて、ライブスコープ画面を見ながら釣りが出来るので、ライブスコープの雰囲気をプロの解説のもとで体験するにはもってこいなのです。

写真切れちゃってますが、バックシートにもGPSMAPが設置され、オリキンさんの画面を共有してくれます。

ライブスコープ導入を考えているけど、実際のところどうなんでしょう?と前述の淡い期待2つを聞いてみると、基本的には2つともないですね、とのこと。

その理由は「まずライブスコープで自分のルアーを補足するのも非常に慣れが必要である」ということでした。
オリキンさんのスキルと釣行量をもってしても、武器になるまでに一年かかったとのこと。
ということは自分は10年、いやもっとかかるのでは…と戦慄しました。

一方でライブスコープを入れるメリットは、まだ船が通っていない場所の地形が確実に把握できること。
魚探のGPS、等深線マップを見ていたとしても、それよりも今を確実に見れるということが強いメリットになるのは確かに…と感じました。

そして、何よりも「使ってて楽しいっすねw」とオリキンさん。

そんな話を聞きながら、1日のガイドの中でライブスコープ画面とにらめっこしながら、「どこそこにバスがいるのがわかりますか?」「いや、全然わかりません…」みたいなやり取りをしつつw
最終的にライブスコープでオリキンさんが見つけてくれた魚をキャッチさせていただいたのでした。

このガイドを通じて、ライブスコープ導入の意思を固める最後のきっかけになりました。

そしてライブスコープとECHOMAP Ultraを購入

決意を固めて多額の投資を伴う注文を行い、その日は眠れないくらいドキドキしていました。
そして届いたライブスコープ…

噂には聞いていましたが、ブラックボックスと呼ばれる専用機器が大きくてズッシリ重い!

通販で購入したので、装着や設置は自分でやることにしました。
以下、素人が調べながらやってみた作業内容なので、参考にする場合は自己責任にてお願いします!
特に電源処理や電線・端子の許容電流など間違えると、ケーブルが焼けたり、最悪の場合高額な機材が壊れる可能性があるリスクをご承知おきください。

ライブスコープ振動子のリギング

ライブスコープのリギングは、エレキモーターに付けるのが鉄則!
くるくると角度を変えられないとレンタルボートではほとんど意味がなくなってしまうためです。
モーターに取り付ける金具やパーツも同梱されているので追加資材は必要ありません。

振動子を付けただけの状態

振動子の向きはこの写真の向きで装着すればOK。
説明書に書いてありますが、ここをあえて逆向きに着けたり、角度を付けることで真下のライブスコープにしたりもできますが、通常の前方+船のちょっと後ろまでを移せる装着方法にしました。

ケーブルの配線をうまくやらないと断線したりマウントに絡みついたりと大変なので、慎重に装着。

アウターチューブ手前で1周くるんとさせてるのは、こうしないとエレキを回転させたときにケーブルが足らなくなってしまうので、その遊びを作るためです。
マウントでエレキを固定できるよう、スペースを確保し、エレキのケーブルに這わせてフットコン手前あたりまで束ねました。

自分のエレキはX5-80V-36インチでシャフトカットしていません。
アウターチューブ側にケーブルを固定する場所に非常に悩みましたが、アウターチューブの最下部にしました。
このケーブル処理した位置の真上にエレキマウントで固定する形です。
これでシャローにガンガン入っていける限界が下がりました…
が、最下部にマウントすると今度はエレキヘッドが高くなりすぎてキャストの邪魔かな、というのも加味して、ここが最良と判断しました。

ケーブルの養生は自己融着テープを利用。
これ、防水・絶縁も確保できつつ固定も強いし粘着剤レスでベタつかない上に自由度が高く、めちゃくちゃ便利なのでひとつ持っておくと重宝しますよ!

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これでライブスコープ側のリギングは完了。

ECHOMAP側の初期設定とリギング

そして同時に購入したのは、悩みに悩み抜いた結果、絶対に後悔しない選択としてのECHOMAP Ultra102SV。
最後まで安価なECHOMAP UHDと迷いましたが…
UltraとUHD/Plusの違いはまた今度書きます。

現在使用しているハミンバードHELIX9と2機がけにするつもりでしたので、振動子無しにして、ライブスコープ専用機にしようか…とも思ったのですが、やはり後悔したくなかったので振動子もセットで。

まずは室内でECHOMAP Ultraをセッティング。

ぬこも気になるらしい
こういうときに小さくて軽いエヴォテック魚探用リチウムが便利でした

HELIXはほんとに魚探!というか、ソナー機能以外はほとんどないといっていい専用機械な印象でしたが、ECHOMAPはデジタルデバイス感が強く、OSが入った小型PCのような感じ。

というのもiPhoneのActiveCaptainアプリと連動して、ほとんどのことはiPhoneからできてしまうのです。
本体側はActiveCaptain用に1枚のMicroSDカードを刺すだけで終わり。
Amazonで安いClass10のMicroSDを買っておきました。

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あとはiPhoneアプリからシステムアップデートや等深線マップのダウンロードなども行えてしまいます。

ニットユってなんだw
マイ海洋デバイス、と呼ぶらしいですw
他の翻訳はだいたい違和感ないのに、ここはなぜ…
東京の自宅にいながら、新品のECHOMAPで亀山湖の等深線マップを眺める…

ちょっと難しそうに感じますが、iPhone側アプリも良くできていて、迷わずに進行できます。
ECHOMAPとiPhoneの接続はWi-Fiで行うのですが、iPhoneの回線でアップデータをダウンロードすると通信量食っちゃって心配になるところ、ちゃんと「このタイミングでは一般Wi-Fiに繋いでください」「ECHOMAPのWi-Fiに切り替えてください」といったアナウンスがされるのでそういう心配もなし。

ActiveCaptainコミュニティのデータ転送だけは容量が大きかったのか?何度も一時中断したり再開したりで少し戸惑いましたが、無事完了。
iPhone側でActiveCaptainアプリを起動している間しか通信できないようなので、ActiveCaptain起動中はiPhoneをスリープさせないオプションをONにしておくと吉。
最終的にはECHOMAP側ActiveCaptain画面の6項目すべてがグリーンのチェックマークに変わります。

次にバウデッキにRAMマウントを追加して、ECHOMAPを設置できるようにするはずが…

IQOSの箱の幅くらいあるw

間違ってバスボートなど向けの2.25インチボールなデカい方「RAM-D-111U-C」を買ってしまい、これでも使えないことはないのですが、RAMマウントだけで3kg近くあっていろいろ無駄すぎる!
ので、あらためて中型のレンタルボート向けのRAMを書い直すことに…
RAM買うときはご注意ください…

レンタルボート用には1.5インチボールのこっちでOKかと思います!

サウザーショートバウデッキは最初からRAMマウント固定用の穴が空いていますので、RAMの台座は適当なボルトとナットで締め付けて完了。
ホームセンターのバラ売りネジコーナーで数十円で済みました。

めっちゃごっつい…
右はHELIX9を設置する用のRAM
左上側のパイプみたいなのは振動子ポール固定用

GT54UHD-TM振動子の装着

ハミンバードHELIX9用の振動子ポールがあるので、もう1本振動子ポールを生やすとガンダムのビームサーベルみたいになっちゃうのでなんとか回避したく…

もう1本用意するのも面倒だったので、ハミンの振動子ポールにガーミンの振動子もDIYで増設することにしました。

あんまり近すぎると干渉しそうだったので、ステーでちょっと距離をあけて。
この構造だと水圧を受けてもげたり曲がったりするリスクがあるので、ステーは曲がらないステンレスをチョイス。
かといって頑丈すぎるとバキッと折れかねないので、適度な厚み(薄さ)でたわんでしなることを狙っての2mm厚程度のものにしました。

すげえ不格好だし、船が真っ直ぐ進みにくくはなってしまいましたが、今の所問題なく使えているのでとりあえず様子見です。

なおGT54UHD-TM振動子つきのECHOMAP Ultraパッケージには振動子固定用のパーツがいくつか入っていますので、追加購入したのはネジ類とステーだけです。
自分はおそらくトランサム固定用のパーツを使って装着しました。

バッテリー接続用に丸型金具装着

ECHOMAP Ultra、ライブスコープのブラックボックスでそれぞれ別に電源を取るのですが、両方とも初期状態ではこの写真のように銅線剥き出しです。
バッテリーのターミナルに装着できるよう、丸型金具を装着しました。

手持ちの熱収縮チューブの経が細くて、丸型端子の根本が入らない…
のでここも自己融着テープでしっかり絶縁、簡易防水としました。

ハミンはヒューズが着いていないので別途購入・装着が必要でしたが、ガーミンは最初からヒューズついてるのでありがたい!

丸型端子はR5.5-8というサイズがボイジャーなどのM8ネジに合うサイズ。
あまりないサイズなのか、ホームセンター3件まわっても見つからず…
最終的に、カー用品コーナーにあることを発見しました。
電線コーナーなどで見つからないときはカー用品も見てみるとよいです!

今回は電源の延長はしませんでしたが、これらのDIYをする上でsqとかAWGといった電力量の規格を学びました。
最初から出ているほうのケーブルに AWG 13 / 2sq みたいに書いてあるので、それに合ったものを選びましょう。

ブラックボックス運搬・設置用のバッカン

ブラックボックスも防水設計らしいですが、いちいち取り出して使うのも面倒だし、防水バッカンに入れたままで使えたら便利かな、ととりあえずこちらに。
ジッパーもケーブルを挟む程度だし、防水機能は心もとないのですが、ないよりマシ程度。

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これはこれでお手軽で便利だったのですが、いっしょにECHOMAP Ultra102svをRAM台座つきのままで入れようとするとパンパン…というか入ったと言わない。

チャックが締まりきらないので、重みでフタあいちゃって中身ドバーン!しそう

そこでこちらのバッカンにいれてみたら、ブラックボックス・ECHOMAP Ultra102sv・HELIX9を重ねて入れてもピッタリ!

見えませんが、一番下にブラックボックスや配線類も入ってます
チャックも無理せず閉められます!

魚探2台とブラックボックスの運搬&ブラックボックスの船上での置き場所にはこれがピッタリな気がします!
アブは値段も安くてほんとありがたい…

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とても長くなりましたが、これでリギングはすべて完了!
あとは実際に使ってみるのみです。

ボートセッティングと問題

14ftにセッティングしたらこんな感じ。

バッテリーが船の真ん中にあるのは理由があって…

HELIX9 G3N MEGA SI+ GPSは消費電力1Aと、非常にエコ仕様。
これまでの魚探用エヴォテック(12V 30Ah)で10時間くらいはもちます。

が、ECHOMAP Ultra102svは3倍の3A!
さらに、ライブスコープブラックボックスは公称値がないようですが、7Aくらい見ておかねばならないという、電力バカ食い仕様!

この3つを30Ahの魚探用エヴォテックに繋いでも、すぐに止まるのは確定的です。

そこで、HELIX9(1A)とECHOMAP Ultra102sv(3A)の合計4Aを魚探用エヴォテック(30Ah)に接続。
計算上7時間くらいはもつはず…?

ブラックボックスは24Vでも給電可能なので、エレキ用のボイジャー2発直結から取って、エレキとわけっこ。
トーナメントならもちますが、1日釣りしてまあまあ移動したらおそらくアウトです。

ジャンパーケーブル、エレキ、ブラックボックス、ライブウェル、バッテリーインジケーターで配線がカオス…
もちろんセッティングにかかる時間も爆増です…

これでとりあえず大丈夫だろう…と思ったら。

7:00出船のトーナメントで13:00前の段階でHELIX9が電力不足でシャットダウン。
全然耐えられなかった!!

というのも1Aで動くHELIX9は低電圧に弱いようで、バッテリー残量は残っていても、出力電圧が下がると耐えられないようです。
ECHOMAP1台にするとしばらくは稼働しましたが、こちらもいずれ停止。

ちなみに帰宅後、HELIX9もECHOMAPも動かなくなった状態のエヴォテック魚探用を充電器に繋いでみると。

残量は68.7%と表示されました。
原因は特定できませんが、寒さ?雨でのショート?2台利用での出力電圧への負荷?
もしくは充電器の残量表示がおかしいのか?と思いきや、68.7%で始まった充電はすぐに100%まで充電されたので、残量表示は正しかったように感じます。

ひとつのバッテリーに複数機器を繋ぐ場合、容量だけでなく、出力電圧も考えないとこういう落とし穴にハマります…

仕方なく、急きょエレキ用バッテリーをさらに前に持ってきて、片方のバッテリーから取ってECHOMAPも12Vで稼働させることに。
HELIX9は切って、ライブスコープを生かしました。

カオスがさらにカオスに

その後はボイジャーM27MFの弱ったやつを譲っていただいたので、これをフル充電&メンテンスモードをかけて、バウデッキの前に設置。
M27MF1台でECHOMAPとHELIX9を動かして、ライブスコープはエレキのM27MF2台と共有するようにして、なんとか凌いでいます。

が、これでも夕方には各バッテリーが絶命寸前になるので、バッテリーマネジメントはさらに考えなければならず…大容量のリチウム導入を計画中です。

そんなわけで、ライブスコープを使うにはバッテリーマネジメントが大きな問題としてのしかかって来ることを事前に検討する必要があります。

長くなりまくったので、実際にライブスコープを使ってみてのお話は次回に!

次回も公開しました!