初めてのエリアトラウト!としまえんフィッシングエリアに行ってきた!

釣行X-80,としまえんフィッシングエリア,トラウト,日本野鳥の会

バス釣り以外にやったことのある釣りは、幼少期のころに1度だけアジ釣り漁船に乗った記憶と、堤防での天秤アオイソメ、ハゼ釣りくらい?
トラウトは全くの未経験なのですが、練馬サーモンなる強烈にデカいやつがなんと東京、しかもあのとしまえんのプールで釣れる!という情報を耳にしてウズウズしてたのですが、初めてのエリアトラウトにいく勇気が足らず未挑戦でした。

が、会一太郎パイセンが行かれるということで、すかさず便乗させていただくことに!

 

 

一太郎パイセンと共に初めてのとしまえん上陸

遊園地としてのとしまえんも行ったことがなかったので、自分は正真正銘はじめてのとしまえんでした。
練馬って思ったより遠いし、車だと道が混んでるんだなー。

で、到着!
駐車場に車を止めて、この日のために用意した日本野鳥の会の長靴はいて、陸っぱりバッグやロッドホルダーを装備して正門へ!
としまえん駐車場からはちょっと歩くので、軽装で行ったほうがいいですね。

やってない遊園地が不思議な感じ…

こういう風景なんかカッコいい
ついにプールが見えてきた!水きたねえ!w

駐車場から5分くらい?歩いて受付小屋に到着。
チケットを買って準備です。

小屋の中にはいろいろ売ってて助かりますね!
明らかなバスタックルで来てるのは自分くらいじゃないかっていう浮き方してましたw

この日のために用意した初めてのトラウトルアーたち。

と、バス用ルアーも入ってますが、としまえんでは使えませんw

去年の芦ノ湖でニジマスが釣れた思い出のルアー、メガバスX-80 TRICK DATRERをバーブレスシングルフックに換装。

80mmならレギュレーションOKなので、こいつで狙うぜ!
タックルはモロにジャークベイトなこれを。

ノリーズ ロードランナー ハードベイトスペシャル HB600Lにダイワ20タトゥーラSVTW103SHLです。
そもそもこの空間にベイトリールな人は一人も見なかった気がしますw

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まずはナイアガラエリアで見えバスならぬ見えトラウトに挑戦

としまえんフィッシングエリア、最初に向かったのはナイアガラエリアという四角いプール。
最初の感想は「まんま、プールや!!」
不思議な異空間にテンションフルボルテージ!!

当然水深は浅いわけですが、思ったより濁った水質に、めちゃくちゃ大量な見えトラウト!!

ちょいちょい死体や死にかけの魚が浮かんでるのが気にはなりますが…
夏場はここで水着のおねえちゃんたちが泳いでるのか、と思うとすごく不思議な感じ。
魚は思ったより接岸していて、さながら陸っぱりサイト!

とりあえずスプーンを投げてみますが、そりゃーもうガン無視のなんのって…
この距離、このプレッシャー(平日なのに閉園のニュースの影響か混んでました)、そら食わんわな!

と、岸際にすごい存在感はなってる個体が!

…なんぞこれ!!!
これが練馬サーモン!!
デカすぎってレベルじゃねえぞ!!
目視で60cmどころじゃない、極太のヌシみたいなやつがおりました。
まあ何しても反応しません。

と、何度かチェイスしてきたり、空振りミスバイトがあったりして、だんだん分かってきたこと。
無数に見える泳いでる魚の中で、スプーンに絶対反応しない個体と、反応する個体が混じっているということ。
書いていて自分でも何を当たり前な…と思うのですが、この差は歴然で、狙えるのならばこのチェイスしてくる個体を探すべきだと気づきました。

で、岸際の魚は絶対にチェイスすらしない。
ちょっと沖の表層下あたりの魚が反応しやすいかな?という感じだけど…

偏光グラスしてないと特に距離のある魚は見えないので必須かと思います。
自分はイーズグリーンのサイトマスターかけてたのでよく見えてました。

と、泳がせていたスプーンに待望のバイト!
一部始終が見えていたので、バスの勢いで即フッキング!!
…も、スッポ抜けw

一太郎パイセンから「それじゃあ乗らんな〜」とw
トラウトは吸い込むのではなく、噛むようなバイトだから、巻き合わせとかスイープ気味にしたりとか、そもそもトラウトロッドだったりソリッドティップだったりするそうな。

このときロッドは18ポイズンアドレナ264UL、ラインはフロロ4lbでしたが、ラインも同じ理由で太すぎる模様…

と、一太郎パイセンがのロッドがしなった!!

が、これはスレがかりだったらしく、寄せてくる途中からハァーってw
フックリリーサー?みたいなアイテムで魚に触ることなくフックを外してリリース。
トラウトの世界も奥が深い…!

流れるプール、アマゾンエリアは周りはたくさん釣ってる!

続いてすぐ裏にある流れるプール、アマゾンエリアへ。
こちらも混んでて、数メートルおきに釣り人だらけ。

流れるプールなので水はゆっくり流れていて、水もより濁っていて魚は全くみえません。
ってことは、ナイアガラエリアよりは釣りやすいのでは?!

そう思うやいなや、近くの方にヒット!
おおー!と見ていたら、連発ヒット!その後もすぐに連発!

同じ人だけ連発してるのは、やはりテクニックか、ルアーセレクトか、レンジがいいのか…
ちらっと見えたのはなんの変哲もないスプーンのようだったので、ルアーがバチハマりしてるってわけでもないのかなぁ?と思いきや。

一太郎パイセンのスプーンケース見せてもらったら、ズラッと並んだ無数のいろんなカラー、ウェイトのスプーンがギッシリ!
トラウト釣りはカラーバリエーション揃えるのは鉄板で、ガンガンカラーローテーションしていくのだそうな。
なんてこった!

そしてついに一太郎パイセンがヒット!

ちびっこ!!
でもすげえ!
釣れてる人と釣れてない人がハッキリ明暗ついていて、条件的にはほぼ同じエリアで釣果に差がついてました。
うーん、難しいんだな…!

本命の練馬サーモンを狙って波のプール、ミシガンエリアへ!

巨大な練馬サーモンはナイアガラエリアにもアマゾンエリアにも少数いるようですが、一番多いのは波のプール「ミシガンエリア」とのこと。
本命場所へいざ!

ここでいよいよ長靴が役に立ちます!
魚が溜まっているのはプール最奥の深いエリアなので、少しでもキャスト距離を稼ぐためにみなさん長靴である程度水に入ってロングキャストしておられます。

しかしこちらも人、人、人…
サイドキャストは出来ないし、横捌きのジャークもやりづらい。
遠投勝負でベイトタックルは不利な気しかしませんが、周りはおそらくほぼ全員がスプーンぽかったので、バスアングラーの意地とばかりにロードランナーを。

水に入ってみると、やっぱり足先が冷える冷える…!

20タトゥーラSVTWとロードランナーのおかげで、ベイトタックルでもロングキャストは調子よき!
この位置からでも噴水ちょい先までぶん投げられます。

ただみんな噴水を狙うので、おまつり寸前のキャストが数秒ごとに繰り返されているような状態…
ジャークベイトはちょっとリスクあるか?!

偏光をかけているおかげで、数メートル先までならボトムまで見えます。
時々、釣り人から1mくらいの距離まで小型〜中型のトラウトが泳いできて、サスペンドしてたりするのも見えたり。

これはチャンスか?と近場にX-80をショートキャストしてジャークしたりスローリトリーブしますが、ガン無視。
まあ、ね…

引き続き噴水奥にキャストして、ステイさせたあとジャークしたら待望の重みが!
ここはプール!噴水に引っ掛けるんでもない限り、根がかりなどありえないわけで、キタァ!!!とフッキング!…乗ったぜ!!

走られたら隣の方たちとおまつりすること確定的なので、全力で強引に巻き寄せ!!

なんでプールにこんなん沈んでるんやねん…!
魚だと思ったじゃん!!!

日本野鳥の会の長靴はいい感じ!だけど罠にご注意!!

ってあたりでそろそろお時間となり、いやー、やっぱり長靴でも足先ひえますねえ、なんつって、陸に上がりますと。
なんか長靴からぐちょってした感覚が。
ん?

ガッツリ浸水しておるwwww
そりゃ足先冷たいわけだwwww

というのも、日本野鳥の会の長靴は、ロゴマーク上の黒いレザー部分との縫い目までが防水で、この縫い目を超えたらそこから浸水するようでした…w

はい、ガッツリ縫い目まで入ってますねw
1mでも50cmでも前に行ったほうが有利なので、ギリギリまで狙ってたんですが、これがアウトだったようです。
波のプールなので、前進距離に対して水深の深まりはゆっくりなので、ついつい前へ前へ行ってしまった結果がこれだよ!

そこさえ注意すれば基本問題のない安価な長靴なので、アリかな!って感想でした。
購入前にレビューとか見てたら、標準ソールだと柔らかくて足裏が痛くなるとのことだったので、標準ソールを外して日本野鳥の会純正の厚底インソールを装着。
さらに冬用の温暖インソールを重ねる形で2枚重ね。

自分は普段27.5くらいの靴なので、28cmを買って2枚重ねすると、若干窮屈だけど血流止まるほどではないかなって感じ。
あったかさは…どうせ足の甲側が冷水隣接で冷たくなるので、あんまりわかりませんでした。
そもそも浸水してたしねw

ソールはカットして使えって書いてありましたが、めんどくさいのでそのまま入れてみましたところ、とくに不可はなかったのでこれでいいかなって感じ。

ソール2個買うともう1個長靴本体が買えちゃうくらいの絶妙な罠価格設定なのですが、まあ、SLXでカスタムハンドル買ったらもう1台SLX買えてたよね、みたいな話には慣れてるバスアングラー諸兄ならば気にされないことでしょう😇

ちょうどナナブンノニBLOGのみかんさんも日本野鳥の会の長靴のレビュー記事を書いてらしたのでこちらも併せてどうぞ!
自分のダメダメ体験記よりもしっかりしたインプレがされているのでぜひw

そんなわけで1バイトノーフィッシュで終了

管理釣り場は比較的イージーだなんて誰が言ったんだ!!
めちゃくちゃ難しかったぞ!!

一太郎パイセンをもってしても1フィッシュ1スレがかりだけでしたし、まわりも上手い人だけ連発、そうでない人は全く釣れてない感じでしたね。

一太郎パイセンのこの日の記事はこちら

https://sakanago.wpx.jp/2020/02/06/%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%88%e3%82%93%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%a8%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%81%ab%e8%a1%8c%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/

放流直後で人がいない日を狙っていくなどしないと厳しいんじゃないかな…
なによりトラウトタックルとしてバランスの取れたものでないと、バイトがあってもキャッチできなさそうだな、と痛感しました。

しかし自分は練馬サーモン狙い、強気にジャークベイトでまたリベンジしたいなと思います!

しかし、としまえん…
かつては大人気の都心からほど近い遊園地だったのでしょうけども、冬季であることもありますが、閑散とした…言い方は悪いですが寂れてしまったゴーストタウン的な雰囲気が、なんともいえないノスタルジーと非日常感を演出していて堪りませんね。
この異質感、めっちゃ楽しかった!

あと、私の命のメシ、蒙古タンメン中本の上板橋本店がまあまあ近いこともポイント!
帰りに中本本店へ聖地巡礼するにはもってこいですね!

エリアトラウトガイドをしてくれた一太郎パイセンに、お礼の中本ガイドをして、無事パイセンも中本にドハマリしていたようなのでよきよきw