ふるさと納税で亀山ダム共通ボート利用券を買ってみた

雑記ふるさと納税,亀山ダム,年券

ふるさと納税してますか?
結局のところ納税タイミングを先延ばしにするだけではあるのですが、実質2,000円の負担で返戻品がもらえるというところで、一部では換金性のある高額返礼品などが話題になっていますが、亀山ダムがある千葉県君津市では亀山ダムのボート利用券が返礼品に設定されています。

お得と考えるかどうかは個人の判断ですが、最大プランだと実質負担2,000円で1人乗りボート代(2,450円)が10回分で24,500円、差額で22,500円お得になる計算です。

 

 

年間遊漁券とふるさと納税で0円釣行もできる

実際にふるさと納税の共通ボート利用券と、小櫃川年間遊漁券、マイエレキでボート以外のレンタル無しで釣行したときのレシートがこちらです。

本当に0円です!
このレシートが欲しくてやったようなところもありますw

申し込むと実際に届くものはこちら

申し込んでから少しかかって、ボート券と使い方の注意書きが封筒で郵送されてきます。

この紙が申し込んだ枚数分届きます。

注意事項に「事前に1週間前までに予約」「予約時にこの利用券を使うことを申請」「直接ボート店に電話で」などと記載があって、使いづらくて困るなぁと思ったので亀山湖観光事業協同組合さんに確認しました。
すると、細かいことは各ボート店に任せてあるから聞いてみて、とのこと。

結論からいうと、上記3つともこの限りではなく、通常通りの予約で店頭で提出すればOKのようです。
僕はよく前日におりきさわボートのWeb予約システムから予約するんですが、初回こそ「利用券使います」と書いたものの、特に必要ではないようで、翌日に店頭で「ふるさと納税してくれたんだね〜」みたいな感じで受け付けてもらえました。
おりきさわボート以外で使ったことがないのでどのボート店でも絶対同じかどうかは分からないのですが、おそらく問題ないのではないかと思います。念の為いつも利用するボート店に事前に確認してみてください。

申込みはふるさとチョイスから

https://www.furusato-tax.jp/product/detail/12225/4519211

画像はふるさとチョイスのサイトより

82,000円も払うのか…となるのですが、そのうち80,000円分は翌年の住民税に充当されます。
80,000/12ヶ月=月々6,666円の税金が控除されるので、来年の税金を先に払ってしまうイメージです。
手元に現金を残して通常通り翌年の納税されるか、手元の現金で翌年の納税額を先に支払ってしまうか、税金面では結局同じことではあるのですが、2,000円で2,000円以上の価値がある返礼品をもらえるという考え方になります。

チケットは有効期限1年なので、1年以内に10回行くことが確実な場合は翌年の納税額を考えると圧倒的にお得なのは間違いないのですが…

プランは82,000円のチケット10枚プランから、5,000円でチケット1枚までいくつかラインナップされています。

画像はふるさとチョイスより

1枚で5,000円のプランだと、実質2,000円で2,450円のボート券を買う形になり、450円しかお得になりません。(1回のボート代が2,000円という考え方)
10枚で82,000円のプランだと、実質2,000円で24,500円分のボート券を買う形になるので、22,500円もお得になる計算です。(1回のボート代が200円ということに!)

厳密にはもうちょっと細かい計算式になるので、ふるさと納税の仕組みを見てみるとよいかと思います。

ふるさと納税での節税(実質的にはキャッシュフロー先延ばし)は、個人の考え方次第ではありますが、現時点でお金に余裕があるなら、出来る限り多くやってしまったほうが返礼品のグレードもあがるため、理屈的にはお得になります。

注意しなければいけないこと

亀山ダムのレンタルボート台は全ボート店共通価格で、1人乗り2,900円となっていますが、うち450円は遊漁料になります。
ここはボート代に含まれていませんので注意が必要です。
小櫃川の年間遊漁券を買っていればここもお得になります。

また、ボート以外のレンタル代は別になりますので、エレキをレンタルされる場合はレンタルエレキ代は別途店頭で支払うことになります。

利用券には名前と管理番号が印字されているので、他の人への譲渡や売却はできません。
有効期限内に使い切れる量にしましょう。

ふるさと納税はその仕組み上、納税予定額(=翌年の収入)を超えて納税してもお得にはなりません。
収入を入力してふるさと納税すべき額を計算できるサイトなどもありますので、事前に調べておくとよいかと思います。

https://www.furusato-tax.jp/about/simulation

画像はふるさとチョイスより

うまく使うとお得になることは間違いない制度ですので、直近の財政状態などと注意しつつ利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

おまけ:亀山ダムによく行く人は小櫃川年間遊漁券を買うべし。

亀山ダムと片倉ダムで使える年間遊漁券、通称「年券」は4,000円です。
年券なしだと1回あたり遊漁料450円なので、年に10回以上いく場合はお得になります。
亀山ダムの水産センターで購入できるので、年に1回くらいは木曜日の水産センターに行くなどして申し込むとよいと思います。
朝イチ出船時に「年券買います」といって受付すればその日から年券買ったことにしてもらえて、昼過ぎくらいには券が出来ているので受け取って帰る形にできます。
また、年券は購入日から1年なので、買うタイミングがいつだとしても損することはありません。
すでに持っている人は、期限が切れた次の釣行で買えばOKです。

水産センターのウェブサイト
http://lake-champ.com/suisan.htm