ダイワのライフジャケットのボンベ交換はSLPに出すとよさそうな件
先日亀山ダムで落水して、ダイワの自動膨張式ライフジャケットDF-2207が開いてくれたおかげで大事にならずに無事窮地を脱することが出来ました。
自動膨張式なので一度開いてしまったら再利用するにはガスボンベの交換などが必要です。
交換には大きく分けて自分で交換キットを購入してメンテナンスする方法と、ダイワのアフターサービスに出してメーカー修理を依頼する方法があります。
セルフ交換だと落水時に開かなかったなどの事故が実際に起きているそうでして、自己責任になるとのことでした。
自己責任とはいえ、命の危険に晒されるわけですから、出来る限り万全にしておきたいです。
ということで、今回は推奨されるメーカー修理を選択し、ダイワのアフターサービスに出してみました。
とても満足な結果が得られたのでご紹介します!
ダイワのアフターサービス「SLP Plus」
ダイワのアフターサービスはSLPという子会社に独立・分社化されています。
http://sportlifeplanets.com/
ダイワユーザーはカスタムパーツのSLP WORKSなどで目にしたことがあるかもしれません。
SLPではダイワ商品のアフターサービスも行っており、無料の会員サービス「SLP Plus」が用意されています。
無料ですぐに新規会員登録が出来るので、ダイワユーザーは登録しておくとよいです。
無料会員になるとクーポンが使える!
ネット経由ですぐに無料会員登録でき、特典として以下のクーポンが使えます。(2019/4時点)
このクーポンのおかげで、ライフジャケットのボンベ交換と膨張検査が20%OFFで依頼できます。
しかも、期間無制限で回数無制限!
つまり半永久的に20%OFFということになります。
ダイワのライフジャケット使うならこのクーポンを使わない手はありませんね。
その他にも1年間有効のリールオーバーホール料金20%OFFクーポンなど、不定期にクーポンが追加配信されるようです。
今回はメーカー修理を依頼すると決めていたので、さっそく会員登録してこのクーポンを利用してみました。
SLP Plusの利用手順
手順として大きく2つ、
・量販店を介さずユーザーから直接SLPに修理を依頼する
・量販店経由でSLPに修理を依頼する
の2パターンが選択できます。
前者だと手数料として2,000円がかかるとのこと。
僕は近所にキャスティングがあるので、後者の方法でキャスティング日本橋店さんのレジで修理を依頼しました。
店頭で修理に出すと、「お預かり票」という控えがもらえます。
このお預かり票の右上に「お問い合わせNo.」という番号が印字されているので、SLP Plusのマイページからこの番号を登録します。
この画面でそのまま下部にあるクーポンを選択して色を反転させ、登録ボタンを押します。
(最初わかりづらかったのですが、上に入れたお問い合わせNo.に対して、どのクーポンを利用するかを反転選択させて、一番下の「登録する」ボタンを押すことでクーポン利用になります)
登録するボタンのすぐ上に「出荷完了連絡メールを希望する」のチェックがありますが、最初からチェックが入っていますので、そのまま「登録する」ボタンを押しましょう。
なお、お問い合わせNo.の登録は量販店に出したその日のうちにSLP Plusに登録するよう注意書きされていますので、レジで出したらその場でスマホで登録しちゃうといいと思います。
登録が終わると、翌日以降履歴画面にて確認できるようになります。
ここの「お問い合わせ」ボタンから、修理を行ってくれるSLPに直接連絡することができます。
僕はGW連休前になんとか帰ってきてくれないかわずかな希望をかけて、納期を聞いてみました。
すると、すぐに丁寧な返答をいただけて、既に作業完了していて販売店へ出荷予定であるとのこと。
テンプレ文章でもなく、なんてしっかりしたカスタマーサポートなんだと感動しました。
実際にこの翌日にSLPから「修理完了・出荷完了」のメールが届きました。
さらに翌日キャスティング日本橋店さんから連絡をいただいて無事に修理完了したライフジャケットを受け取ることができました。
おまけでキャスティングさんだとキャスティングのポイントもつきます。
微々たる金額ではありますが、なんだか得したような気分になれてちょっとうれしくなりますw
SLPのメンテナンスレポート(作業報告書)も同封されていたのですが、これを見てまた感動。
GW前なので急いでもらえたら…と無茶なお願いをしたことに対しても丁寧に返答いただけています。
以下抜粋。
「なお、点検につきましては、当製品は国土交通省が認可している製品となりますので、認可工場でお受けする作業となります。
点検は約1ヶ月の期間が必要となり、GWには間に合いませんので、今回は通常のボンベ交換とさせて頂きました。
ご了承ください。」
事務的にテンプレ作業されるのではなく、問い合わせた内容なども加味して、ユーザーに寄り添った作業にしてくださったようです。
正直驚きましたし、SLPに対する信頼感が最大級になりました。
今回はGW前の駆け込みだったこと、偶然修理ラインが空いていたのかもしれないこと、問い合わせを読んでくれた担当の方が機転を利かせてくださった(かもしれない)こと、都心の販売店とSLPとの流通網がよかった?こと、などいくつか要素が絡みますので、お店やSLPに迷惑をかけないためにも毎回こうだとは言い切れないことを予め言っておきますが、落水した翌日4/21(日)の昼にお店に出し、受け取ったのは4/26(金)の夕方でした。
なんと、中5日で手元に帰ってきたのです。
基本週末アングラーなのでこれは非常に助かりました。
キャスティング日本橋店の店員さんによると、ダイワとの物品やり取りが月金の週2回あるそうで、日曜に出したのがよかったみたいです。
キャスティングさん経由で修理依頼する方はダイワとのやり取りの日取りを聞いてみるといいかも?
以上、量販店経由でSLP Plusのアフターサービスを体験した一連の流れでした。
終始親切丁寧にご対応くださったキャスティング日本橋店さん、SLPさん、本当にありがとうございました!
SLP Plus経由でメーカー修理を依頼するメリットまとめ
まとめますと
・クーポンが使えるので20%OFF、自動膨張式ライフジャケットなら税込3,024円で交換可能
・メーカーによる修理なので素人のボンベ交換より安心感が違う
・修理完了時にSLPから直接メールが届く
・修理途中でも問い合わせが出来る
といったメリットがあり、ダイワライフジャケットユーザーなら絶対使うべきサービスであると感じました。
ライフジャケットに関する雑記
落水した・落水者を見た、といった経験談や、ボートなのにライフジャケット着てない人がいた、という話などをブログやTweetで見かけることがあります。
メガネバスさんの最近のTweetより。
つかじーさんによると、72票中の32%(23人)が自動膨張式ライフジャケットが開かなかったとも。
かけづかさんのこのTweetを見て思うこと、
僕も全く同じ考えでした。
よくボート屋でレンタルできるオレンジの浮力体ジャケット、これ暑いし動きにくいし、なんといってもダサいと思ってしまうんですよね。。
命を守るため、と頭では理解していても、落水したことがなかったりすると「まさか自分が落ちるわけないよな」と甘く考えてしまい、着ないでボートの上に置きたくなってしまう気持ちもわかります。
一方で腰巻式のライフジャケットはプロの動画などでよく見ることもあったり、デザインもかっこよかったりで、「これは着けたい」と思ったのも事実。
実売価格12000円くらいと、ちょっと高いのがネックになっていることもわかります。
僕も最初買うときはそこそこ躊躇しました。
買ってからは「むしろこれ巻いてるのバスアングラーとしてかっこいいじゃん?」くらいなもので装備していました。
正直、実際に落水して恩恵に預かるまでは、バス釣りファッションアイテムみたいに思っていた部分もあります。
「進んで装着したいと思えるライフジャケット」という存在は素晴らしいな、と思っています。
まだ持っていない方、ライフジャケットが正直めんどくさい方、ぜひ買ってみてください。
買う前に店頭で試着してみるとか、持ってる人に借りて巻いてみるとかでもいいです。
スタイリッシュだし軽いし、キャストの邪魔になることも全くありません。
たぶん陸っぱりでも着けたくなりますよ。
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落水してからでは遅いです。服着たままで水没すると、思ったより沈みますし、上がってこられませんでした。
しっかりライフジャケットを装着して釣りしましょう!