2021年を振り返る 4〜6月

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また続きを書かなくなるパティーンが目に見えているため、がんばって書く第2回は4〜6月編。
1〜3月編はこちら!

 

 

2021年4月の出来事

サイトで人生初の魚を釣った

サイト修行の年にする、ということで上流ばかりいっていた中、4月に入ってついに初めてのサイトバスをキャッチしました。
福ちゃん岩盤で水面を見ている魚にアースワームでした。

これを皮切りに、晩夏まではイージーな魚をたくさんサイトでキャッチ。
アースワームなんてエサじゃろ、これ投げればなんでも釣れるやろ!なんて甘い考えは一瞬で打ち砕かれました。
ルアーパワーだけで釣れるなら、魚さえ見つければ誰でも釣れてしまうわけで、そんなわけはほとんどの場合でありえません。

まず魚を見つけるサイト眼を鍛えること。
自分は全然見つけられなかったのに、同じエリアにいたサイト先輩からは「え、いるじゃん。見えないの?」と言われることもしばしば…

逆にサイトしない人と一緒に釣りすると、自分が見つけた魚は全然見えないってこともありました。
もちろんフロントシートだからというのもあるとは思いますが、この経験を通じて得たことは、サイト眼とはいわゆる視力のような目の良さだけではないってこと。

サイト慣れしている人たちは、視力や動体視力、色の識別などもありますが、何よりも「魚がいるであろう場所をよく見ている」という部分が超越しているのだと感じました。

ブッシュやレイダウンなどのカバーの中や厳しいオーバーハングの奥、水深が深くて一見魚なんて見えそうにない場所など、「人間や鳥から見つかりにくい場所でかつバスが着きそうな厳しい場所」をよく見ている。

だからサイトに慣れてない人には見えない魚をよく見つけられているということなのかなと。
逆に行ったらサイト猛者でも見つけづらいような魚を見つける力や、見つけたことそのものが大きなアドバンテージになるのだと思います。

もちろんそういう魚はアプローチされていないからプレッシャーも低め、そして人間から見つけられていると気付いていない可能性も高まるので反応がよいケースも多い。

当たり前のことなんですけども、逆に当たり前すぎるからこそ?あまりこういうことを説明している記事とか見ないし、自分で体験して経験値を積み重ねることでしか気付けなかったのです。

とかいいつつ、某サイトの達人と先日話したときに衝撃を受けたのですが、トップレベルまでいくと「誰でも見えるけど口を使わない釣れない魚に食わせて釣る」とのこと…
サイト眼がある程度鍛えられたとしても、次はその魚を食わせるためのアプローチ、食わせ方、といった技術が立ちはだかる世界。

自分ごときがサイトを語るなんてお笑いもいいとこなのでこの辺にしておきます😇
もっと上達したら何やら書くかもしれません…

初めてのトーナメントシャツが届く

T.z Factoryさんからサポートをいただいたことで、めっちゃかっこいいトーナメントシャツを作っていただきました。
NBCワッペンもプリントされているので、ウェアにワッペン縫い付ける手間もなくなる!

Mr.NobiteさんのBassMaster参戦時のシャツがカッコ良すぎて憧れて、個人でも作ってみようかな、とか考えたこともあったのですが、デザインセンス0の自分じゃ無理だし、勝手にメーカーロゴとか入れられないから無地になってしまう😇と控えてた経緯があって。

憧れのトーナメントシャツに喜び爆発!!…したのは実は一瞬のことで、これを着て試合に出る以上は情けない釣りなど許されんぞ、という緊張感にシビれました。

結果、このトーナメントシャツを着て出場した最初の試合でとんでもない僥倖に恵まれることになるのですが…☺️

魚々輝カップに出場したら人生初の○を釣った

亀山縛りの1年にする、といいつつ、お世話になっている魚々輝さんの大会だけは出場しようと相模湖へ。
4月というのに朝は桟橋凍ってたんでしたっけ。
相模湖は標高高い!

バックシートはJ神田(上州屋神田駅前店)のカリスマ店員むらネズミさん。

朝はこんな余裕のVサインしてた大先生、よもやこのあと…

自分がシャローでサイトしてるバックシートで40upのグッドフィッシュを釣り上げて準優勝するとは…
カリスマ店員はやはり釣りもうまかった…

一方わたくしは、サイトで見えた魚も食わせられず、後ろでナイスフィッシュ釣って余裕ぶちかましてるむらネズミ大先生のトークの相手をこなしつつ、勝頼橋で50upが浮いてるのを発見するも気づくのが遅くて操船ミスでろくに勝負もできずに逃げられたりして、何も起こらないんで帰着するか…と川筋を出て一路小川亭へ…

すると道中のラブホ下(ひふみ沖っていうんですか)のフラットにいい感じのライブスコープ映像が。
前日プラでちびDワームのDSワッキー投げたらここで1匹釣れたし、最後ちょっとだけここを…と。

DSワッキーには反応しないからオーバーライド入れると激しく着いてくるが食わぬ、ならばメタルワサビーじゃ!
おっ、死ぬほどチェイスして…食った!ライブサイトだ!!(死
後ろで「ほーん?」と見てるむらネズミさんの視線、フッキングしたあとやけに入らないティップ、そして

こーやって釣んだよォ…

人生初のハスという魚を釣りました。

思えば魚々輝カップにはこれで3回目?4回目?くらいですが、一度もウェイインしたことがござーせん。
ウェイインは貸与されるスケールで写真を撮って主催者に送る、という方法だった気がしますが、送ったことがないのでそれで正しいのか自信がありません。
初ハスの写真を送ろうかと思いましたが、滑りそうなので自重しました。

表彰式で勝ち組のトークをなさるむらネズミさん、マジっべーす!

魚々輝カップ…いや相模湖はほんとに難しいデスね。
2022年は相模湖比率高めて修行したい。

シャッドに開眼する

ワームに頼って釣りばかりしていると、ハードルアーの出しどころやポテンシャルを知らないまま育っていくというビギナーにありがちな残念な話、そうわたくしのことです。

時々スピナーベイトは使ったりするものの、クランクベイトやミノーといったプラグ類はとことん使わなくなって、それもなまじっかワームで釣れてしまうものだから、余計にハードルアーを使うという発想自体が薄れていく…

H-1GPXの存在意義をちゃんと分かっていない証拠ですね。
正直なところ、H-1ってハードルアーへのこだわりが強い方々の高次元の縛り競技だと勘違いしていたという恥ずかしいところがあります。

濁ったら波動の強いクランクベイトで魚に気づかせる、みたいな座学的な知識は知ってこそいたものの、知ってるだけなのと、それを可能性の高い選択肢として選ぶことは大きな隔たりがあります。

きっかけは忘れましたが(たしかあろさんがシャッドで連発してたんだったか)、急にシャッドを巻いてみようと思いたったのです。

選んだルアーはOSPハイカットDRSPのリアルワカサギver.2、これまたビギナーあるあるで魚以上に人間が釣れるリアル系カラー😂

オーエスピー ハイカット DR サスペンド OSP High Cut DR RP87 リアルワカサギVer.2 5.6g

オーエスピー ハイカット DR サスペンド OSP High Cut DR RP87 リアルワカサギVer.2 5.6g

これをレジットデザイン ワイルドサイドWSS-ST65L/TZにPE0.8号+フロロ7lbリーダーを巻いたタックルでド遠投&巻き巻き巻き巻き…

レジットデザイン(LEGIT DESIGN) ワイルドサイド WILD SIDE WSS-ST65L

レジットデザイン(LEGIT DESIGN) ワイルドサイド WILD SIDE WSS-ST65L

すると、なんか釣れちゃったよ!!

800gくらいのコンディションいいバスがあっさり釣れてしまって、いやいや偶然だろ…と混乱しつつ投げ続けるとぽこぽこ(ぼこぼこではない)釣れる!
しかもどれもコンディションがいい!

ソフトルアーじゃ釣れなかったのかどうかは証明しきれないのだけど、結果論+確率論でハードルアーで釣った魚のコンディションは良いことが多い。

速く動くものをしっかり追ってくるような魚だからなのか、これがハードルアーのパワーなのか、まだ自分には理解できていませんが…
ソフトルアーだけでは釣れない魚もいるということを体感したのでした。

シャッドってもっと低水温期に使うものなのかな、とか勝手な思い込みがありましたが、そうでもないという。
これ以来シャッドは選択肢のひとつとして、投げる機会がかなり多くなりました。

2021年5月の出来事

サイコロラバーで初めて?釣れた

サイトで使うイメージの強いサイコロラバーですが、ダウンショットなどで(半)ブラインドでも釣れることに気付いたのがこのころ。

折木沢にはだんだん見えバスが上がってきており、サイトの修行に勤しんでいたのですが、サイコロラバーのサイトは未だにノーバイトどころかノーチェイスノー反応…
どうやって釣るんだろうこのルアーは…というところでもがいてたました。

ゴールデンウィークにムタさんと同船しての釣行で、いい感じの魚がボートと近い距離を並行に泳いでいたのが見えるも、魚も気付いたのか見えないレンジまで潜行…
とっさにリグってあったサイコロラバーのダウンショットを進行方向に落とし、少しズル引いたら手元にカン!とバイトが!

これが40upの800gちょっとと、十分にいい魚!

これ以来サイコロラバーはノーシンカー、ダウンショットで多用するようになり、ストレートワームの壁ドンだけでは反応しない魚に対するアプローチがちょっと広がった感じに。

その翌日は爆風の短時間釣行だったんですが、ちょうど風を避ける感じになってた折木沢筋でサイトサイコロラバーフィッシュを釣ってました。

亀山修行漬け

さらにその翌日はスーさんにGHOST踏んでもらって釣りを学ばせてもらってました。
3日連続とか元気だった…

この頃からやたらとベローズギルにニゴイが食ってくる呪いが掛かり始めたようです…

その数日後にはたかはしさんとも同船してました。

レッグワームだったかな?で連発してたんだったような。
この日は釣れっ釣れで船中たくさん釣れてた気がします。

折ってしまって修理から帰ってきたパワーフィネスロッドで釣ってたり、ベロギルでも釣ってたり。
全く釣れなくなった今の亀山と同じ湖とは思えませんで…

房総チャプター第2戦で準優勝してしまう

まさかまさかで56cm2530gのミラクルキッカーが釣れてしまい、初戦ノーフィッシュから大躍進。
しかもサイトでという…

サイトの修行が出来すぎな形で実った奇跡の1日でした。

詳しくはこちらで。

T.z Factoryで装備を大幅グレードアップ

サポートをいただいたことで、ボート装備をT.z製品にバージョンアップ!

T.zバウデッキT.zスーパーローダウンアタッチメントで超クールなバウに!

さらにLOWRANCE GHOSTのシャフトカットもT.z Factoryで実施して、おそらく世界で一番短い30インチのGHOSTに!

アウターシャフトの経はX3/X5/ミンコタなどと同じなので、マウントは引き続きX3ウルトラショートマウントを流用。

インナーシャフトも同じくX3/X5と同径なので、X3/5用のT.zキャビテーションプレートを装着。
なお、T.zキャビプレはインナーシャフト経の細い旧ツアーでもカラーを噛ませることで装着可能です!
上方向にのみ可動式な唯一のキャビプレ、流木などが挟まっても避けてくれるし、エレキを上げたときには折りたたんでマウント内にすっぽり収まります。

作業後には当時受注を開始したばかりのNewTour T.z versionの実物を見せてもらったり。
T.z Factoryめちゃすごいぞ!!と興奮しまくりでした。

弁慶堀大会の予選開幕

真夏のチャンピオンシップ大会出場を賭けた予選が開幕。
去年奇跡的に予選で入賞してチャンピオンシップに出場するも惨敗だったので、今年はもうちょっとレベルアップできてるのでは?!と、サイトタックルなんかも持ち込んで出場しましたが…ノーフィッシュ😂

2021年6月の出来事

房総チャプター第3戦、3匹1,140gで66人中33位、18ptで終了。

リザルトはこちら
https://gogonbc.tv/result/info.php?no=499

カバーをパワーフィネスで撃ちまくってたんだっけ。ちょっと記憶が…
入れ替えは何度かしたけどアベレージ3匹でやっとという結果だったようです。

おまけでプラではこんな事件も🤣

チャプターあけてすぐ、週末にはレジットデザインオーナーズミーティングが控えていたので、チャプターの振り返りとプラを兼ねての釣行。
チャプター上位の方々が公開してくれたベローズギルのネコリグを試したら、あっさりデカイのが!

うっかり50cmに届きそうなサイズも、痩せ気味だったのでウェイトは1,300gくらい。
その後も40cmあるなしの見えバスが逃げ込んだカバーに入れたらあっさり食ってきたりと、ベロギルのルアーパワーに驚かされたのでした。

レジットデザインオーナーズミーティングに参戦

前の年2020年に亀山で開催された際に初参加(そして大雨でリチウム壊したり沈没しかけたりした…)させてもらって、その次?の相模湖戦にも参加させてもらったレジットデザイン主催のオーナーズミーティング。

前回もチャプターと同じ週でしたっけ。

今年の亀山湖もエントリーできたので、去年の雪辱を晴らす!!と燃えたぎりながら挑んでまいりました。
今年はチャプター2年生、プラでもいいの釣れてるし、チャプターでは大事故を起こしたばかり。

去年の俺とはさすがに違うぜ…!
1年の成長を見せるときだ!!

サイト修行の成果を出すときだ、と一目散に折木沢最上流を目指し、サイトで魚を探す。
チャプターではない=上流にサイトの達人が集結していないからチャンスがあるはず、と考えて猛ダッシュでプールまで。

魚はいるけどなかなか食わせられない…
やっと口を使っても掛けられない、獲れない…

やっと1本目が釣れたのはすでに9:20。
岩盤際やカバーに着いた魚は難しくてどうしよう、となったとき、沖にふらふら単独で浮いてた魚にアースワームのトゥイッチで食ってくれたものの、40cmあるけど細くて700g…

その後は上流サイトを諦めて下りながらカバー撃ったりで、魚はキャッチできても最初の700gを超えることなく…
入れ替えもしつつの結果が700gと400gで1100gで帰着して、7位くらいだったような気がします。

雪辱、晴らせず!!!

1600gを釣って優勝したのは、H-1GPXやチャプターで結果を残している実力者、ご存知ナマローブログのナマローさん!
過去のオーナーズミーティングで6位お立ち台寸止めだったところから、お見事すぎるテッペンへの飛躍!
めちゃくちゃカッコよかった!!

詳細はナマローブログZEROで公開されていますので、こちらもぜひ!
https://namarozero.com/2021legitdesignownersmeeting/

来年また開催されてエントリーできることがあったら、3度目の正直を果たす…!

サイト修行を続ける

さすがハイシーズン、未熟な自分でもサイトで魚が釣れる!

プールでの攻略方法を発見して連打できたり、ちょっとはうまくなったかも?なんて勘違いの沼にハマっていった頃です。
ハイシーズンならちょっとがんばれば誰だって釣れるんだよ…!

サイト修行の副作用で、この頃はブラインドで魚を探すのがめんどくさくなってました。
目で探せばそこにいるってわかるのに、なんでブラインドする必要があるんやと。
ライブスコープなんていらなかったんやと。

この反動がサイトが難しくなる秋ころからの不調に繋がる、となぜわからなかった…
サイトはサイトで修行しなければならないけど、ブラインドの釣り、ライブスコープの釣りもおろそかにしてると、生半可なサイトだけではすぐに手詰まりになるのでした。

魚々輝カップ第2戦に参加

魚々輝カップ第2戦にT.z Factoryチューンされた仕様で相模湖へ。
前日プラではレジットデザイン千田パイセンと遭遇。

千田さんの代名詞となったライブスコープ中層サイト、この時すでに実戦レベルまで磨かれていた…
ライブスコープのセッティングなど教えてもらったり。

目視サイトの修行に振り切ってた自分は、亀山で少しは釣れるようになってた成果はあるのか、果たして上級者レイクな相模湖で通用するのか?とプラを敢行、微妙なサイズを2本釣った程度でやはり通用しなかった。

翌日の本番ではノーフィッシュ…
いくら難しい相模湖だからって、ハイシーズンにノーフィッシュって…

修行もせずに相模湖での大会に出るのはこれを最後にして、しっかり相模湖に通いこんでからにするぞ、と決めたのでした。

2021年7月〜9月編に続きます。