シーカートーナメント2019第3戦!冬トーナメントの厳しさを知る…
亀山湖での歴史ある冬トーナメント、シーカートーナメントも早いもので第3戦。
大晦日直前の2019年釣り納めが大会でございました。
ここまでのリザルトは、第1戦は1匹キャッチするも帰着遅れで失格。
第2戦はギリキーパー1匹のみで帰着。途中から集中力切れていたという反省事案。
全4戦のシリーズですので、半分折り返したことになりますが、冬トーナメントです。
ここからが厳冬期に入ってきて、いよいよ1匹の重みが色濃く実力と結果に反映されてくることは想像に難くありません。
今回は諸事情で前日プラに入れず、ぶっつけ本番。
前週にのむら年末トーナメントで奇跡のまぐれ優勝というリザルトを残しているので、釣り納め大会はなんとか気張りたいところでした、が…
暖冬といえど年末はさすがに寒い!
いつもの寝付けない病で完徹するパターンにて、鬼門の寝坊リスクも無事に回避。
上州屋東陽町で消耗品補充とタックル整理、リグ作りを済ませ、深夜家系ラーメンで生姜を大量補給して亀山へ。
木更津東インターを降りてから、道中では今シーズン初めての外気温氷点下を観測。
今回も結構はやめに到着したけどやっぱり下の駐車場は満車!
参加選手の気合が違う…!
プラしてないので暗いうちからセッティングを始めるため、桟橋へ降りてみると。
凍った桟橋、普通のスニーカーではツルツル滑って危険が危ない。
つい先程上州屋で購入した防寒グローブ?は手の甲だけ守るタイプなので、手のひらはむき出しでして、凍ったカートのハンドルを握るのがしんどい…
船のドレンも凍ってるし、少し水に手を付けることになるので、ほんとにちべたい。
冬のセッティング用には手のひらまで完全防護タイプの防水グローブがあると良さそうです。
セッティングをしているとなんか見覚えある人が?!
かわずくん、こっそりのシーカー参戦!
さてセッティングも終えたので、ライブウェルチェックに向けて設置を、と排水ホースを繋いでいたら、何かがボート横で「ポチョン」って言ったんです。
ポチョン…?
すぐに脳シナプスに電気が走って、何が起きたのか、今すぐすべきことはなにか、それは間に合うのか、を0.1秒で考えきり、私がとった行動は、ゆらーりと視界を確認すること。
はい、ビルジポンプが、水深のある松下さんの桟橋脇に沈んでいきました…
こんなときに限って予備のビルジは自宅に置いてきた…
お風呂の残り湯を洗濯機に移すのに使えないかと実験していたのだった…
トーナメント開戦前に水を張れない事案発生。
最悪がんばってライブウェルごと水に入れて水をすくうことも出来るかもだけど、デカイライブウェルでそれやるのはあまりにもリスキーだし、循環も出来ない。
終わった…
と、ここで目に入ったのがこちら。
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トレブルフックのスティーズスプーン1/2ozです。
ダメ元で落ちたであろう辺りにフォールさせます。
スプーンなのでヒラヒラと木の葉のように…それでもウェイトあるのでそこそこ速いですが、やはり松下前は深い。
かなりライン出してやっとボトムに着底。
内心諦めていたので、これで間違ってバス釣れたりしねーかなー()とかほざきながらシャクること数回。
ガッゴッ!とした感触…?!まさか魚か?!と焦って軽く聞いてみると、重みが乗った!!
魚…ではない!となるとこの沈み枝を釣ったような感覚は…!
絶対にテンション抜くな!と周りのみなさんから応援をいただきながら、慎重にゆっくり巻き上げてくると…
極寒の亀山ディープからビルジポンプ奇跡のサルベージ成功…!
ちょっと本当にバイトっぽかったのでビックリしたし、まさか回収できるとは思わず…
正直ここで満足してしまったくらいに不幸中の幸いでした!
「これが今年の釣り納めでもいいやァ」
などとほざいた私、さてどうなったか。
開幕!したのだがレンジがわからぬ。
シーカー開戦はりゅーさんの写真を撮るのが恒例化しておりますw
暖冬とはいえどさすがに水温は10℃を切り始めた段階。
上流側、白鳥から長崎にかけてはちょくちょくこんな映像が。
航行速度も遅いので大きく映りがちですが、このサイズの魚群はバスなはずはなく、もちろんワカサギやオイカワなどのベイトフィッシュでもありません。
去年の冬、右も左も分からない中でdeeperに映った2D(上段の白背景と同様)を見ては興奮してメタルをぶち込んだりしてましたが…
これはヘラブナかワタカの群れだと推測しています。
去年はこういうところにメタル投げてシャクってたらヘラがたくさんスレ掛かりしてたし、ワタカは比較的浅いレンジにいやすいようなイメージ。
わからんけど、たぶんヘラかなぁ。
ハミンバードのMEGA IMAGINGと組み合わせることで、通常2Dの見た目だけでは一瞬ベイトに見えなくもなかったものが違うと分かるようになったのは恩恵ですね。
もしかしたら画面右側の3mレンジのはそれに寄ってきたバスだったかもしれませんが、とはいえ中層のこの状況で探る意味を感じないのでパス。
シャローやカバーは基本切って、前週に魚探反応良かった7〜9mディープフラットを中心に回って探りますが、まあ何も起こせない。
ディープダウンショットでバイトを得たことすらないのです。
シェイクするのか、ズル引くのか、ソリッド持ってないのでチューブラーですがそれでもいいのか、何も分からないままで右往左往。
そんなんで何らか反応や情報が得られるほど、冬の釣りは甘くないのです…
迷走の果てにディープトレーサー初投入
少し前に品薄だったディープトレーサーの各ウェイトが入荷されましたね!
今もまだ少し在庫残っているくらいなので、欲しかった方は手に入れられたのではないでしょうか?
自分も各ウェイトを揃えてはいたのですが、愛しい(値段的にも)ビッグベイトをロストするのが怖くて、まだ開封すらしていなかったのです。
前週もダウンショット以外に今の自分が思いつくあらゆるパターンは試したのですが、ディープにプラグは未体験ゾーン。
ディープトレーサーはビッグベイト用の重いウェイトのみならず、小型シャッドやクランクにも対応した軽いウェイトもラインナップされています。
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まずは小型シャッドで試してみようと、3/16ozディープトレーサーにボトムアップのリズィーを装着。
最初からついてるスプリットリングでの固定を推奨とのことなので、そのままセット。
これをとりあえず10lbフロロのベイトフィネスタックルに結び、見える水深で試し泳がせ。
意外と(当たり前だけど)ちゃんと泳ぐ…!釣れそうじゃね?!
ドキドキしながらいざディープへ沈め、ボトムをズル引きしてみると、しっかりボトムの凹凸が感じ取れる!
スタックしそうになっても意外とはずせて、よっぽど無茶しなければロストもしなさそう?
軽いスタックを外した時にブルッと泳ぐタイミング+その後のステイなんかがバイトチャンスかな、と深いボトムでのルアーをイメージしながらしばらくトライするも、やはりそんな甘くなく…
続いて1ozディープトレーサーにカワシマイキー115をセット。
タックルはdepsサイドワインダー・ブッシュバイパーに20lbフロロで試してみました。
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同じくちゃんと泳ぐし、ウェイトが増えたことでよりボトムを感知しやすくなる一方で、スタックしたときのリスクも増加。
スタックするとなかなか強情だったりするけど、20lbフロロとロッドパワーの恩恵でわりと強引にも外せるし、どうしようもないときは回収機で100%回収できました。
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回収機は本当に優秀なので、絶対に持っていたほうがいいですよ!
プラグ2つ、ビッグベイトなら1つ以下の価格ですぐに元が取れます。
しかし魚からの有益な反応や情報を得ることは叶わず。
フラフラといろいろ回りますが無。
心が折れてきて船上ホットコーヒーでぬくぬく。
こきたてヒーヒーですよ。
JETBOILは1万円程度とちょっとお高いのですが、コレ一つあるだけで冬の釣りが断然楽しくなります。
小さく収納できてほんとオススメ。
大会中はさすがにやりませんが、極寒の中でいただく船上カップラーメンはほんと美味しい。
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その後も疑わしい映像などでディープをチェックしますが、終ぞ何もないまま帰着時間。
釣り納め終了です…
松下桟橋前でりゅーさん発見。
何度かディープから水面まで引っ張り上げての惜しいバラシがあったそうで、最後まで粘ってましたね。
釣り納め終了。ついにシーカーで初デコ…
過去2戦、なんとか魚には触れていたものの、ついにデコ。
圧倒的に冬の釣りがわからず経験値が足らないことを痛感しました。
上位のみなさんはそれぞれレンジは多少違えど、多くはやはりディープからのキャッチが目立ってました。
カバーからも獲ってきてリミットメイクのDSTYLE馬場さん半端ない。
ナカムラングレーさんも貫禄のリミットメイクするも、惜しくも2位。
ブログは超参考になるのでモニタに穴が空くほど熟読させていただきました…!
ナカムラングレーのブログ – 19/12/29 亀山 、2019総括
https://ameblo.jp/azusahiroko/entry-12563628917.html
ジャンケンと抽選では仲間内みんなGETでいい締め括りw
そんなわけで、朝のビルジポンプが最後のバイト(バイト)というアホ発言は事実になってしまい。
私のバス釣り1年目を締めくくる2019年釣り納めはデコでした。
最弱トーナメントジャンキー活動を始めて、最後まで大会に突っ張り通したことは自分的にはよくがんばったと思いますし、まぐれ優勝という僥倖にも恵まれて、自己採点するなら90点くらいあげてもいいかなと。
シーカーは1月末に最終戦がありますが、今のままでは激低確率のまぐれに賭けるだけになってしまう。
根本的に冬の釣りをイチから学ぶ必要があったため、年明けに3度目のオリキンガイドサービスを予約しました。
いずれにしても、経験値のないディープトレーサーを試合で取り出して一発狙いってのは、センス無さ過ぎだなー。
まだダウンショットで粘り倒したほうがよかったのかもしれない。
悔しいなぁ…