最弱トーナメントジャンキー、NBC房総チャプターにデビューする【試合編】
できるだけの準備をしてきたつもりが、シビアなコンディションと本来の実力の無さが相まって絶望的なプラ結果で臨んだ本戦の模様をお届けします。
準備編はこちら。
目標はリミットメイク!
例年の房総チャプター初戦のリザルトを見ていると大体2kg超えが優勝ライン!
500gでリミットメイクできればシングル入賞、場合によってはお立ち台の可能性もある感じ。
https://www.jbnbc.jp/_NBC2018/view_result.php?t_id=700
しかし前日にオリキンさんから聞いた予想では、リミットメイクできればお立ち台は硬いのでは、とのこと。
なので目標はリミットメイク…としたいけど、それがどれだけ困難なことなのか…!
目標として不適切な感じもするけど、まあ高いほうがいい!
あとは、一切のペナルティを受けないことは個人的にクリアしたくて。
悪気がないのは当然にしても、厳格なルールゆえうっかりペナルティをもらってしまう選手はちらほら出ているそう。
タックルチェックやエントリーカードといった事前準備で回避できることが多いので、念入りにチェックして臨みました。
寝坊せずにかなり早めに現地入り、まさかの氷点下…
前日にガイドを受けたあと、自分のボートをセッティングして帰ったので朝の準備は楽ちんです。
しかし道中、車の気温計はなんとマイナス表示になるシーンも。
3月末ですぞ!!
これはいよいよリミットメイクどころじゃないかも!
となると桟橋やボートも凍ってるわけでございます。
ぶっつけ本番の中華リチウム、魚探、ライブウェルなどをセッティング。
無事にエレキも魚探もライブスコープも動作して、とりあえずホッと一息。
電圧計と残量計がバッテリー本体に内蔵されているタイプなので、出船前の段階で表示に問題ないことを確認。
会場のつばきもとさんへ移動して受付、タックルチェック
ということで出船はのむらボートさんからですが、房総チャプターは会場がつばきもとさんと松下さんで交互に変わりまして、今回はつばきもとさんが会場です。
朝は各ボート店から会場への移動になりますが、湖の出船時間前なのでボート店さんの大型船による曳船で会場入りになります。
(のむらボートからつばきもとはとても近いので、のむら組は例外的に自走で移動でした)
受付の前に選手間でのタックルチェックをするのですが、1年の間に同じ人にチェックをお願いするとペナルティになります。
チャプター参加選手ではかけづかさんしか知り合いがいないのでコミュ障な自分は頼りにしてたのですが、つばきもとから出船のかけづかさんを見つけて挨拶したのち、タックルチェックを…と思ったらもう終わってるとのこと!わひーん😂
周りではどんどんタックルチェックが進んでおる…!どうしよう!
となっていたら、偶然近くにジークラックの大江プロがこれからチェックのご様子!
初めてのタックルチェック、大江プロなら安心してお願いできる!やったー!ってことで相互にチェックをお願いしました。
コツなどを細かく教えていただいて無事終了し、受付もOK!
よかったー、とかけづかさんに報告にいったら、勇気ありますなあ!と。ほへ?
どういうことかと聞いてみると、もし自分のチェックが漏れていたり、大江プロが見落としてしまった自分のミスがあった場合に、ペナルティは両名に発生するわけで…
上位入賞の可能性が高いプロにお願いするということは責任重大であると。
そ、そうか…!と戦慄したものの、ちゃんとチェックしたもんな、とドキドキ。
朝のミーティングを終えて、いよいよ開戦を待つのみ。
トイレにいったとき板山プロ発見!
いつものカリスマ店員さんではなく、トーナメントシャツに身を包んだ上位常連トーナメンターのオーラがはんぱなかった…!
「ついに自分もここに来てしまいました…!」と緊張しながら挨拶したら、ニコッと「がんばってね!」と板山さん。
惚れてまうやろ!!
いよいよNBCチャプター本戦デビュー!でびゅー…。
JB/NBCルールで地味に重たい項目として、試合中はスマホなどで外部から情報を得ることは禁止、というものがあります。
写真とりたいけど、スマホ触ってるだけで火種になりかねないので、基本いっさい触らないようにすべきと考えましたので、写真はゼロです。
急ぎの仕事連絡があったとしても非常に出づらいので、試合の日は連絡とれないことを前提に準備しとく必要があります。
チャプターともなると各選手のレベルも装備も最高峰でして、エレキも2機がけだったり、すごい人は3機がけだったり!
決められたスロー走行エリアを抜けたところから全開にするエレキ複数装備のボートは、めちゃくちゃ速い!
X5-80Vの全開なんかじゃとても追いつけない…追いつく必要もないのですけど!w
エリアの確保は速いもの勝ちで、スポット占有権(先行者の周囲で許可なく釣りをしてはならない)が発生するとルールで決まっているので、朝イチに特定の狙いのスポットがある選手はここでの勝負も重要なんだろうな、と。
自分はオリキンさんのアドバイスに従って、本湖の水通しのよいエリアへ。
朝のうちにやる気のある魚が引っ張れたらラッキー!ということで、ノリーズ・タダマキ132JPやOSP阿修羅ⅡSPなどミノープラグを水中岬などに巻きながら流していきます。
取れたらラッキー、取れない可能性のほうが高い、と事前に頭に入れていたので、ダメだな、となったところでOSPハイカットDRFで2mレンジあたりを軽くボトムノックさせつつ巻き。
こちらも不発。
あとは少し下のレンジ、3〜5mあたりのボトムでスーパースローにライトリグに徹することに。
主に西側本湖周り、柿の木下〜月毛沢、鳥居周辺、段々畑〜押切沢あたりでネチネチと。
しかし何らロッドを伝わってくる生命反応はなく…
少し暖かくなってきて水温も上昇した11時過ぎくらいから押切沢の立入禁止ロープ手前まで移動し、ライブスコープを見ていると魚種不明ながら活性高く動いているのを発見。
これは前日オリキンガイドでも似たような反応だったものの、食わせられなかったので知ってはいたのですが、昨日よりは暖かいから口使ってくれないかな、という僅かな期待。
しかし食いませんなあ…
と、流芯にまあまあな魚影が見えたではないですか!
水質はちょっとにごり気味で、水面下1mも見えないくらい。
ストラクチャーも何もない流芯だけど、これはSVSBのフォールでサイトできるんじゃないの!
ここでPE0.8号に7lbフロロリーダーを組んでSVSBをセットしてあったWSS-ST65L/TZを手に取り、魚の進行方向2m先くらいにキャスト。
ゆっくり沈んでいくSVSBに魚が反応してゆっくり追従していき、濁りで見えないレンジまでフォールしたところでラインが止まった…食ったろ、とフッキング…乗った!
よっしゃあ、とりあえずウェイインできるかな!と思う間もなく、このヒキは…
てことで40cm程度のスキニーでパッと見はバスに見えるヘラブナさんをキャッチ…
ヘラブナってほんと何でも食いますねえ…
WSS-ST65L/TZにヘラで入魂してしまった…
この日は周りでも魚をかけてるシーンも見てないし、オリキンさんの予想通り相当なローウェイトなのでは…と考えつつ、帰着遅れがないよう余裕を持ってつばきもと方面へ。
最後まで馬の背周りなどをチェックしていくも、NBNFで帰着となりました。
房総チャプター史上最低クラスのローウェイト戦だった模様
それでもウェイイン列にはある程度の選手が持ち込んでいるように見えましたが、結果は…
https://gogonbc.tv/result/info.php?no=280
64名参加でウェイイン20名、リミットメイクは2名…!
オリキンさんの予想がほぼ完璧に的中する結果に。
デビュー戦、まるで歯が立ちませんでした…!
上位の方々はダウンショットやライトキャロ、シャッドなどが中心だった様子。
バス釣りって本当に難しい…!
おまけ。リチウムどうなった?
半日のトーナメントを終えてリチウムの残量をチェックすると。